2011年06月23日

調理行程を撮る…[Team-F1]427

通販誌やメーカーの商品カタログでは撮影対象のほとんどが調理済み盛付写真。あっ、商品そのものの物撮りもあります。

でも料理書籍や女性誌の場合、レシピも掲載するので調理行程も撮ることは多いですね。文章では伝えにくい作り方、間違いやすい行程がありますから、そんな時には「写真で見せた方が早い」ということになります。

この行程写真、[盛付スタイリング完成写真]を撮るカメラマンが担当する場合が普通ですが、時間が限られているのに撮影カットが多い時や、掲載する画像サイズが小さい時などには、同行してきた編集者やデザイナーがコンパクトデジカメを使って担当することもあります。

失敗しないためには、最初にプロのカメラマンに別場所に照明セットを組んでもらって、<同じアングル>に<同じ照明>で撮るのが無難です。ただ全てがテーブルに置いて写せるとは限らず、コンロの上で中華鍋をシャカシャカと動かしている難易度の高いシーンも必要だったりするので、ここはやはりカメラマンさんにお願いするのが無難でしょうね。

掲載画像はあるレシピブック撮影の際、やはり別セットを用意してHS出版社の編集者が撮ったものです。素人撮影にしては成功した珍しいケースかも知れませんね。
調理行程を撮る

2011.06.23 UT

“フードスタイリスト・フードコーディネーター派遣”
<Food Styling Team-F1>
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2011年06月22日

イタリアントマトそば…[Team-F1]426

これってあの有名なイタリア料理店[ITALIAN TOMATO]の「そばにある○○○」って受け取られかねませんね(笑)。

日曜日、よみうりランド裏にあるというスーパー銭湯[丘の湯]に行こうと車で出掛けた際に、「先にメシ食べようか」となって目についた[手打ち蕎麦 はしば]の話し。銭湯は丘の上なんですが、麓に[アメリア稲城]というショッピングモールがあり、その近所にこの蕎麦屋さんがポツンと見えます。駐車場が2台しかないないというのに既にご使用中。仕方無くアメリア稲城に停めさせていただきました…ごめんなさい。

外観を見る限り普段だったら多分、入店しようとは思わないファサード。妙にピカピカしてて、変にツルツルな感じがして(苦笑)。店主には大変に失礼で申し訳ないのですが、「もしか安普請?」なのかな。でもモール内の飲食店以外、周辺には他の店が見あたらないので連れと「ここで良いよね?」と納得し合い店内へ。入って直ぐに胡蝶蘭。「あっ、これ造花タイプのヤツだ」。そして蕎麦屋さんには似つかわしくない洋楽のCDジャケット類が「なぜ?」か壁に貼り付けられています。ビートルズ、ジャネットジャクソン、…あとは懐かしいグループの、ええええ誰だっけ。店主って割とご年配なのかも知れません。

とグダグダと長い前置きをしてしまいましたが、ランチメニューブックを見たら[イタリアントマトそば 1,000円]とあります。写真がないので姿、形、味が想像できませんが、「オリジナルですか?」の私の問いに「そうですが」と返ってきたら、これはもう頼むしかないでしょ。しかし、うどんではなく蕎麦ですか。冷製ではなく温メニューですか。連れは無難にせいろを注文しています。賢いヤツです。

その味ですが、「大いに有り」です!なるほどパスタ風に仕立てたんですね。チーズ、トマト、小えび、ホタテ、これらの具材がほどよいスープダシとなり蕎麦とマッチしています。考えもしませんでしたが、蕎麦とトマトって合うんですね。驚きました。惜しむらくは蕎麦がもう少し太めだったら、或いはコシがあれば個人的には100点満点あげちゃいます。当ブログをお読みの方々にお勧めしますし、私自身も近々家族を連れて再訪店しましょ。
イタリアントマトそば2

[手打ち蕎麦 はしば]
042-378-2868
東京都稲城市矢野口2287

2011.06.22 UT

“フードスタイリスト・フードコーディネーター派遣”
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2011年06月21日

角だせ槍だせ頭だせ…[Team-F1]425

梅雨時だから童謡[かたつむり]の歌詞を題名にしたというわけではなく。

そんなに多くはないのですが、撮影現場で監督やディレクターから「ちょうどいいや。そこのフードスタイリストの○○ちゃん、そっちのエプロンつけてみて。全身、映ってもらうから」と言われることがあります。これはさすがにお断りしています。F1スタッフはモデルとして起用され赴いたわけではないし、そのギャラもいただいてませんから。ビジネスなんですからモデルが必要ならハナからその手配をすべきですし、F1スタッフの顔出しが希望だったのなら当初からご相談いただければ良いことです。「手近で済ませば予算もかからないし」という心根が見えて好きではありません。少なくとも本人に言う前に「この場面はどうしても女性の調理シーンがあるのが好ましいなあ。う〜ん想定してなくて申し訳ないけど、F1スタッフさんの出演について検討いただけませんか?」と、マネージャーの私に窺いをたてるのが筋だろうと思います。責任者の私としては、彼らの肖像権や個人情報を守る責任があるのです。

ただ「なにがなんでも画面内には写らないぞ」ということではありません。「ここは単に出来上がった料理があるだけじゃ静的すぎる。悪いけど調理している感じで手元を写しても良いですか?」というご依頼には、なるべくお応えしています。包丁シーンやキッチンでの人影など、より良い料理写真になることに協力は惜しみません。本人達の肖像権にも影響しませんし。
手タレ

<顔出し>がOKの場合もあります。それはF1スタッフの考案レシピを掲載するので「その作者として名前(または顔出しも)を掲載したい」と言うケースです。またフードスタイリストとして売り出せる機会をいただけるなら、もちろんOK。当然、特集ページとなり名前も前面に出していただけるでしょうし、プロフィールの紹介もあるものと思います。その時は「名前だせ顔だせ売りだせ」です(笑)。

2011.06.21 UT

“フードスタイリスト・フードコーディネーター派遣”
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2011年06月20日

素麺の季節は12ヶ月…[Team-F1]424

素麺が好きです。
[ひやむぎ]、[そうめん]どちらでも。

夏場にツルッと[冷や]でいただくのも良いし、何種類かの野菜とツナと一緒に油で炒めた[ソーメンチャンプル]も好みです。世間では「素麺は夏だけのもの」みたいな感がありますが、素麺好きとしては通年料理として扱って欲しいです。ついでに[麺好き]としては、一年中パスタや沖縄ソバが注文できるように[鍋焼きうどん]も通年メニューでお願いします。あの熱〜い鍋焼きを真夏にフゥフゥ言いながら汗を流して食べるのが痛快なんですよね。

チュルッ!

どうせなら器にも凝ってもらって、クルンと美味しそうに盛り付けていただいて、ついでに牛肉かカツオのたたきなんかがついていたら最高。もちろん飲み物はビールではなく日本酒か焼酎で。

素麺と牛肉

2011.06.20 UT

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2011年06月19日

スタジオの移動…[Team-F1]423

数日間の撮影の場合、スタジオを移動することがあります。理由は「連続して同じスタジオがおさえられなかった」とか「違うシチュエーションを撮るから」です。

雑誌を主に担当しているスタッフやCM録りのクルーなどは、1日の間に何カ所も動くことが多いので、搬入搬出撤収が相当に慣れています。それに比べ私たちは移動は大変です。普段の慣れも当然関係しますが、人員の違いと荷物の多さが違うのです。その多い荷物も割れ物なので、サッサカサッサカと収納できません。だから出来れば同じスタジオで連続して撮影できるのが理想。

掲載画像は神楽坂にある[坂ノ上スタジオ]で撮影した時ですが、この時は2日間でした。両日、同じAスタジオが取れず、仕方無く2日目は隣のBスタジオとなりました。まあまったく違うスタジオに移動するのにではないので、まだましですが、写真からもわかるように食器の数がすごいんです。1日目の撮影が終わると、隣に移動。冷凍食品も隣の冷凍庫に、冷蔵は冷蔵庫に、常温の野菜は、クロスは、撮影セット台も、クライアントのお荷物もお茶菓子も・・・ふう。
デリカムLandscape

2011.06.19 UT

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2011年06月18日

Eye-Fi…[Team-F1]422

撮影した画像を「その場で見たい」ということがあります。
[1]デザイナーやクライアントが希望の画になっているか確認する。
[2]私たちスタイリストが各器の位置関係やアングルや照明による具材の状態を確認する。

いまは殆どがデジカメ撮影ですから、カメラに繋がったPCモニターで見ることは可能ですが、何人もがゾロゾロとカメラマンのモニターを覗いていては進行に影響が出ます。だから別途のモニター画面に繋がっていれば良いのですが、TVCM収録時くらいの大型予算の現場でないとなかなか。またキヤノンやニコンのカメラメーカーから本体に取り付ける無線機器が別売されていますが、高いことと操作性が悪くなることから活用しているカメラマンは少ないのです。

「撮影の仕事は100%飲食店かな」というカメラマンMさんは、有線の小型液晶モニターを使用しています。このおかげでF1スタッフは次の盛付準備をしながら、画面を見て現在のスタイリングを修正するか判断ができるのです。これはとても便利。
撮影画像を飛ばす

「やはり無線の方が違うフロアで受け取ったり、クライアントが控えているテーブルで見ることが出来るので良いかも。正規の高額な無線機器以外にないのかな」と探すと、何種類かあるのですが「帯に短し襷に長し」。そんな中、見つけたのが[Eye-Fi]。説明文を読む限り「PCに接続することなくカメラ本体の画像データをコードレスでPCに転送できる、同時に携帯にも転送OK、webサイトにも自動的にアップ可」とすっごく便利。これならカメラマンさんが撮った瞬間に別に用意したPCモニターで撮画像をデザイナーやF1スタッフが即・確認できるじゃありませんか。こんな便利機能なのに価格はたったの数千円。多くのメーカーのカメラ(一眼でもコンパクトデジカメでも)に対応しているし、PCもWindowsでもMacintoshでもOK。最高じゃありませんか。なんで世間で流行ってないんでしょ?
Eye-Fi

ネット注文したのが届いて早速、テスト撮りしてみて・・・なるほど流行らない理由が分かりました。一枚の画像を転送するのに要する時間が約30秒かかるのです(苦笑)。これではまともなビジネス撮影では使えません。特に料理撮影は鮮度が命ですから、3枚も撮らないうちに「良い状態」が死んでしまいます。※但し、外で撮影してきた数十枚の画像を家に戻ってきてコードレスでPCに自動的に転送するとか、webサイトにアップできるので田舎のお爺ちゃんに見てもらうなどには便利かも知れません。当方の希望する用途には向かなかっただけです。

2011.06.18 UT

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2011年06月16日

生き残れるのか…[Team-F1]421

F1事務所(&スタジオ)は京王線の仙川駅とつつじヶ丘駅の中間にあります。つつじヶ丘は急行が停まりますが、仙川は各停と快速のみ。でも賑わっているのは間違いなく[仙川]。賑わっていると言っても所詮は[都心の端っこ]の郊外住宅地。

その仙川にまたスーパーがオープンしました。いなげやです。これで仙川には歩いて10分以内の距離に6つのスーパーと1つのホームセンターが存在することになります。隣駅のつつじヶ丘に比べ、もともと商店街や様々な店舗がひしめいていましたので、そんなに「えっ!」と驚くことでもないかも知れませんが、6つのスーパーマーケットというのは多すぎな感があります。昔、駅周辺に100円ショップが7軒ありましたが、いつのまにか淘汰されて今は1軒だけ。モスバーガーも2店あったのが両店つぶれて、今はホームセンター内のフードコートに1店舗が復活。ケーキ屋さんの数、美容院の数も相当にあります。「こんなに競合が多くてやっていけるのかしらん」とこちらが心配になるくらいです。

何の根拠もありませんが、「2年以内にひとつかふたつのスーパーが消えるな」と予想しています。だって大型団地が出来て人口が爆発的に増えたわけでもないし、線路に対して縦の地域の交通網が便利になったわけでもありません。「周辺の駅からの買い物客を期待」と言っても、近隣にはもっと繁華な千歳烏山がありますし、デパートのある調布もあります。いや電車で15分から30分で新宿に行けるのです。6店が共存できる可能性は低いかなと。さて生き残るのはどの店舗でしょう。

2011.06.16 UT

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いなげやオープン
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2011年06月15日

カメラプラン…[Team-F1]420

「通販誌を発行しているのだが商品の良さ、美味しさを引き出せない。だから一品ごとに<どこ>を<どう撮る>のかを指導して欲しい」との依頼があって、定期業務として引き受けたのが2年前。

最初「アートディレクターを探している?でもデザイナーさんはいるんですよね?カメラマンさんもいる?フードスタイリストさんも?そこまで人員がいるのに何が不足しているのですか?」と何度も聞き返しました。ええ、ご依頼の意図が理解できなかったんです。普通、予算の関係でフードコーディネーターやスタイリストを起用しないとか、デザイナーさえいない料理撮影現場なんて世間にはザラです。それが「商品の特長を見いだし、それをターゲットに上手く見せる撮り方を考えるだけで良い」というのですから、う〜んと唸ってしまいました。「そんな外注費を使ってまで見せたい商品ってなに?」と確認してみたら、他通販会社でも扱っている普通の商品群です。つまり何回か発行してきたのだけれど、撮影した数点の商品についてクライアントの好む「絵」がどうしても得られず、制作会社の能力に対して疑問が生まれ、「それなら撮影についてだけ更に専門家を起用しよう」となった様子。詳細を聞いていても単純に発注側と制作側の相互に「不信感」が生まれ、悪循環の関係になっている感じです。当方はフードスタイリングが主業務の会社なので、撮影とスタイリングもご依頼いただけることを条件にお引き受けしました。

「どうやってプランを伝えようか」

これまではデザイナーが鉛筆書きのラフを描き、横に「これはチェックのクロス、コップに注ぐ」とかの注釈をつけていたそうです。通常それで問題ないのですが、いざ撮影現場になって「これは提案と違う」とか「もっと違う感じだと思っていた」などと齟齬が生じていると言うことでしたので、提出スタイルを変更。提案したい画像に近い写真を探しそこに追加の料理や器や小道具を合成したり、色合いを変更したりして提案画像を作成。最近では「もっとイメージしやすいよう」に殆ど本番と同じシチュエーション設定&スタイリングを実際にテスト撮影して提案するようになってました。もうこうなってくると「なんで2度も同じシーンを撮るの?」ですが(爆笑)。まあ我々としてもスタイリングの予行演習になるので、当日に時間が短縮できるというメリットはあります。ただあまりにテスト写真が良すぎると、カメラマンさんが本番で苦労するというデメリットもありましたが(苦笑)。
撮影プラン例

[1]夏の清涼感を表現するためガラスの下から透過光撮影のプラン。氷の見え方を確認することと、ブルーの度合いを何種類もの素材で繰り返しテストした画像。本番では器に商品が載る。
旬穀旬菜TEST(氷敷詰めカタラーナ用)

[2]一般的にハムやソーセージは白皿に載せて寄り撮影。それでは差別化が図れないので、発行が夏ということもあって屋外BBQ想定。テスト撮りしたのだけれど最終的には没。テスト撮影に時間かかったんですけど(笑)。
旬穀旬菜TEST(ハム-再撮)

2011.06.15 UT

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2011年06月14日

スクールでのすき焼き撮影…[Team-F1]419

先週土曜日は[F1-フードスタイリングスクール]。テーマは[シズル・INGの技術/泡/鍋もの=グツグツ,ジュージュー=すき焼き]。

生徒には半年以上学んできた者、この4月に入校して来たばかりの新入生がいますから、担当するシーンも難易度が違います。肉単体のジュージュー持ち上げ、鍋に具材をすべて並べてのグツグツ感、煮えた鍋から肉を持ち上げ汁が垂れる…など。ひとつの鍋撮影ですが、いくつもの「見せる場面」があります。「どのシーンを撮るのが一番良いのか」は、媒体の記事コンセプトやキャッチコピーによるので、正解はひとつではありません。

さて掲載画像はスタイリング中の風景。
Q:画面内に濡れティッシュの円筒形の箱が見えますが、これは何のためにあるのでしょうか?
必須ではありませんが、このような料理撮影シーンではよく使用します。ティッシュではなくても、このくらいのサイズなら他の箱でもOKです。手近にある養生テープを2個とか3個積んで利用することも。※ヒントは「持ち上げ時に使う」ですが、正解を書いた方が良いですか?
撮影時の濡れティッシュ箱

生徒はまだ慣れていないこともありますが、特にこういうシズル感演出や動きのある撮影では緊張しテンパッてますから、ミスが出ます。以下画像は本人が「スタイリング完成しました。本番、撮ってください」と言うので、シャッターを切ったのですが、もちろん皆さんは「あららら!」と気づきましたよね。
付箋つけたままのすき焼き

そう鍋の正面を決める「付箋」を取り忘れて張り付いたままです。先輩から「付箋つけたままよ」と注意され再撮影になりました。春菊の「くたびれ度」も気になりますが、それ以前に「画面にあってはいけないもの」に気が回らないほど、まだ一杯一杯の生徒さん達です(笑)。

2011.06.14 UT

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2011年06月13日

再現ドラマ完成ならず…[Team-F1]418

スタッフTFとKMがステーキレストランにランチしに行った時のこと。

「年配だけどいかにもその筋みたいな男と、かなり大柄な男性の2人が洋食ランチを食べてたんです。食べ終わる頃、その初老の男性が2つ先のテーブル席のサラリーマンらしき男性達に突然、大声で文句を言い始めたんです。声が大きいとか、うるさすぎて食事がまずくなったとか、お前達はご飯時にそんなぺちゃくちゃ食べろと教わったのかとか。もうそれが店中に響いて一番うるさいんですが、サラリーマン達も急に怒鳴られたので何がなんだかわからないままとにかく平謝り。そこに店長がやってきて、他のお客様に迷惑なので静かにして欲しいと言ったから、今度は怒りの矛先を店側に変更しだしたんです。気持ちよく食事が出来ないのは店が悪いとか、もっと客を大事にしろとか。そして大柄男も食べ終わって参戦してきたので、店長も途中までは静かにしてもらうだけのつもりだったのに、強力なクレームをぶつけられてタジタジ。そしてすみません、すみませんの連呼。私たちが先に出てきたので、その後どうなったのか分かりませんが、もめるテーブルの間の席だったので、もう怖くって怖くって。きっと食事代をタダにさせようという魂胆で仕掛けたんですよ。でもたった880円の値段なのに情けないです。その大柄の男が注文時、このビール煮って酔ったりしない?車を運転するんだけど、なんて可愛い質問していたのを覚えてます。ウェイトレスさんも、いいえビールと言っても煮詰めるのでアルコールはほとんど飛びますから大丈夫ですと答えていました。大きななりしてビール煮のアルコールを心配するなんて笑っちゃいます」

さきほど、そのレストランにTFと行きました。ランチ時で、なおかつちょうどその事件日の一週間後の月曜日。日替わりメニューはあの[牛肉のビール煮]。本当はチキンステーキを食べたくて入ったんですが、TFが「あの時のウェイトレスさんだわ」と言うので急遽、牛肉のビール煮を注文し「これ食べても酔いませんか?運転するんですけど」「はい大丈夫です。ビールと言っても煮詰めるのでアルコールはほとんど飛んでしまいます」との期待通りのお答えが返ってきました。しかし隣の隣の客を見るも母親とOL風の娘の2人客であって、お喋りなサラリーマン男性客ではありません。さらに店内を見渡すも本日は店長がいない様子。残念です、前回のドラマを再現出来ませんでした。
牛肉のビール煮

それならチキンステーキにすれば良かったな。

2011.06.12 UT

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フォルクスの洋食ランチ
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2011年06月12日

当たり棒ではないけれど…[Team-F1]417

知人のデザイナーと息子さん、そしてお兄さんの4人で飲みに行った店で出された串揚げ。

 店「問屋が試してくれってサンプル持ってきたのよ」
 私「ふ〜ん、串揚げかあ。味の評価すればいいの?」
 店「けっこう仕入れ値が安いから導入してみようかなと」
 私「味がどうより、この名入りってわかりやすいよね」
 店「まあ特に珍しくもないかも知んないけど」

息子「これダメだよ」
 私「なんで?将来チョコとかトリュフとかあったら面白いじゃん」
息子「コレ何だろ?っていう期待感とかドキドキ感ないもの」
 私「君たちは飲み食いする時まで、それを求めるの?」
息子「せめて1本か2本は“???”とかにするとかね」
 私「食べてワサビだったら罰ゲーム?」
息子「一人払いぃぃぃ〜。今日はゴチで〜す」
 私「最初から払う気なんかないくせに(笑)」

2011.06.12 UT

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串揚げ(冨久井)
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2011年06月09日

夏のすき焼き撮影…[Team-F1]416

明後日の[F1-フードスタイリスト養成スクール]の授業は<シズル・INGの技術/泡/鍋もの=グツグツ,焼き物=ジュージュー>で[すき焼き]なのだとか。私としては「何もこんな暑い季節に、そんな汗の出るようなテーマにしなくても良いのに」と思うんですが(笑)。

焼肉やすき焼きの撮影は数えきれないくらいやってます。正直なところ「○○肉」が「△△肉」に変わったとしても、依頼者から望まれることは「とにかく高級感を出して。そうそうシズルもよろしく」と内容は同じです。そのたびに鍋を変えたり、背景を工夫したり、持ち上げたり、湯気を過剰演出してみたり・・・と知恵を絞ってご期待にお応えしています。
ダイリキ撮影風景

生徒から送られてきたラフを見ても、まあシーン設定は当然似たものです。「すき焼きって、この瞬間が食べた〜いと思いますもんね」と誰もが同じ感覚を持ってますから、無理に玉子を割るシーンをメインにする必要はありません(笑)。
110611授業-撮影ラフ

肉を持ち上げようと持ち上げまいと、撮る肉の表情で大事なのは「赤味の残っている部分と、既に火の通った部分のバランス具合が一番美味しさを感じさせる」です。
旬穀旬菜=すき焼き

暑い日の[すき焼き撮影]は嫌でも、真夏だろうと「エアコンがビンビン効いた部屋でビール飲みながら、すき焼き食べた〜い」…これも全員が「同感」ではないでしょうか。だから明後日の授業後は絶対にビール片手に「みんなですき焼きパーティ」になるでしょうね(苦笑)。

2011.06.09 UT

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2011年06月08日

人の流れ…[Team-F1]415

♪川の流れのように〜 穏やかなぁ・・・

こんな歌がありましたよね。その川の流れは穏やかなのかも知れませんが、いま仙川の街はちょっと活気に溢れていて人の流れも急かも知れません。もともと急行の停まる隣のつつじヶ丘駅より[賑やか感]はありました。スーパーの数も商店の数も多いですし、有名な白百合女子大や桐朋音大もあるので学生も溢れていました。その仙川に昨年、待望のホームセンター島忠が出来たことで商店街を歩く人が増えたため、これまで閑散としていた飲食店にも客が入るようになりました。そして先週、駅前に2年前から建設していた新ビルが完成・オープンしたことでまた駅の乗降客に変化が。商業ビルのひとつやふたつで街の活気が大きく変わるのって凄いですよね。
仙川-新ビル02_110603
仙川-新ビル01_110603


ちょうどテレビではタイミング良く[アド街ック天国]が仙川編を放映。きっと新ビルのオープンに合わせて仕掛けられていたんでしょう。まあそれは良いんですが、そのベスト30の紹介店のこと。30位の中には「なんで、この店?地元でも知らない人多いし、人気なんかないじゃん」な店舗がいくつか登場します(苦笑)。店を決める際に「似たような業態はダブらないように」とか「目新しさがないと」など基準は当然あるとしても、いくらなんでも「この店が?」な疑問が頭をよぎってしまって。放映以来、地元の飲食店で知り合いに会うと「あそこって誰も行ったことないよね?」とか「有名人が関係しているからだよ」、「あの店より○○○店でなきゃ変」的な話しが湧き起こってます。そういう「地元民同士のコミュニケーションが活発化した」という意味では成功なのかも知れませんね(笑)。

2011.06.08 UT

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2011年06月07日

苦手な臭い…[Team-F1]414

南の生まれなので昔、納豆が食べられませんでした。

「食べもしないで!単なる食わず嫌いでしょ」と言われても、あの独特の臭いを口元に持っていくことはできませんでした。それが食べられるようになったのは子供が生まれることがきっかけ。親自身に好き嫌いがあると子供に「なんでも食べなさい」と言えませんから。


今日、何度も利用したことのある中華屋さんでランチ。[レバ野菜炒め]を注文。玉ネギを口に入れた途端に「あっ、これはダメ」と思って箸がストップ。克服した納豆以外にも、子供の頃から「どうしてもダメな臭い」があります。それは腐る手前の異臭。もちろん完全に腐っていたらどんな人でもNGでしょうけど、私はこの腐敗手前でも敏感に鼻がかぎ分けてしまうのです。他の匂いに対しても敏感というわけではなく「この臭い」だけなんです。面白いのは息子も何故か敏感です(笑)。

特別に美味しい人気の中華屋さんではありませんでしたが、それゆえいつ行っても座れますし、まあ味もそこそこ。「今日はどこで食べようかな」と迷いに迷った時「仕方ないな、あの中華屋に」と貴重な存在だったんですが、もうダメなんです。行けばきっと「あの臭い」を思い出すので、もう訪れることはできません。

近い将来、地球全体の人口増加にともなって世界的な食糧危機が訪れ、庶民の私には新鮮な食糧が入手できなくなったとき、生き延びられるか心配です。いまから数十年分の缶詰を買い集めましょうか。

2011.06.07 UT

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玉ねぎの臭いが
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2011年06月03日

展示会も活気が…[Team-F1]413

「4月初旬の<ファベックス2011>に展示する画像が欲しいから大至急、撮影を」と突然に依頼されたのが3月頭。初のお取引先、デザインもない、コンセプトも決まっていない。わかっているのは「600x900サイズ程のタペストリーをつくりたい」と「大体5〜6点欲しい」だけ。

急ぎ担当スタッフのYSと訪問したのが3月8日(火)。名刺交換をして「さて何をどう撮りましょう」と打合せを始め、今回の出展趣旨に沿ってカタログから6商品と「急のため平日は難しいので撮影は13日の日曜日に」と決めて帰社。

カメラプランを考えている間、3月11日(金)に定期の通販誌撮影を新宿・曙橋の地下スタジオで行っていたら東日本大地震が発生。この日のことは別記したか或いは今後にお話しするとして、ともかく翌々13日(日)には約束の撮影があります。「15日〜16日には画像をいただかないと間に合わない」と聞いていたので余震が続く中、届いた商品をチェック、選り分け、撮影準備をすすめます。当日が日曜日のため「休みなんです」と言うクライアントの立会もなく、スタイリストYSとカメラマンと私の3人で撮影を強行しました。さらに急ぎで色調やコントラストの基本調整を終わらせた画像類をクライアントにサーバアップで納品。数日後「どうですか?うまくデザインにはまりましたか?」とお聞きしたら「それが、震災の影響で展示会そのものが延期に」とのこと。あの頃の状況ではありえる話しですが、急いで撮影しただけに「ガクッ」と腰が揺れ床に崩れ落ちて…はオーバーですが拍子抜けしたのは間違いありません(苦笑)。

その延期となった<ファベックス2011>が、06/01〜06/03までの3日間、幕張メッセで開催されたので昨日、行ってきたのです。
ファベックス2011

行ってはきたのですが、なんか全体に賑わってないような印象を持ちました。展示会場はまだしも、上層の廊下はシ〜ンとしたなんとも重く暗い雰囲気。上記クライアント社の社長も「なんか今年はダメだねえ。反応もいまいちだし第一、来場者が少ないんだよ」と嘆いていました。来る人が少ないんじゃ、うまく撮った写真とカッコ良くデザインされたタペストリーも効果を発揮できません(涙)。

会場を後にして駅前の喫茶店でお茶をいただいていたら、雀が「餌くれ、餌くれ」とすぐ傍まで飛んできます。私の手の数センチの近さまで怯える様子もなく寄ってきてはパクパクと。いいなあ、被災地の子供達の屈託無い笑顔や希望に満ちた瞳に大人達が勇気づけられるように、この雀の図太い根性にも少し元気をもらった気がします。
幕張の雀02

2011.06.03 UT

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2011年06月01日

サンコイチ…[Team-F1]412

「ニコイチ」という言葉を知らなくて、知人に「なにそれ?」と聞いたことがあります。「だから例えば乗り捨てられている自転車が2台あるとするでしょ。ひとつは前部分が綺麗、片方は後輪のとこは壊れていない。それならバラして半分づつくっつけて一台の自転車にすれば良いじゃん的なこと。2コの部品を使って1コの完成品をつくるからニコイチ」との説明。なんかもっと面白そうな意味合いを期待していただけに「ふ〜ん、そんなことか」とちょっと拍子抜け(笑)。

車で30分くらいの距離の川向こうに、行ったことのないホームセンターがあると知り、ホームセンターフリークとしては訪れないわけにはいきません。川のこちら側にも同じ店がどういうわけかあるのですが、まあ広さの規模が違うので品揃えも相当に違うでしょう。常にホームセンターで探すのは「本来の使用目的とは関係なく別な部材とくっつけて、フードスタイリング用の新しい道具をつくれる珍妙なパーツ」…なんか説明自体が珍妙になってますね(笑)。

そんな中、見かけたのがコレ。
くろがねや-CLV-075

よくあるコーヒーメーカーに小型のトースターが一体化しています。もしかして珈琲を湧かしながらトーストも焼けるのでしょうか。しかも価格はたったの2,980円!一見、スペースもとらないので独身者には便利そうだけど本当に使えるのかしらん。ネットで調べたら定価8,400円で[トースターコーヒー目玉焼き器一台三役簡単モーニングセット]の名前が冠せられています。ニコイチならぬサンコイチですか。いや壊れた道具3台を寄せ集めて整合したわけじゃないので、サンコイチという言い方は正しくないかもしれません。だから確かに一台三役の言い方が適しています。しかし上のお皿部分が卵焼きになるとは思いもしませんでした。「オーモーレツ!」とか「企業戦士あなたは24時間戦えますか」な時代の、なんかせわしない感じを受けるのは私だけでしょうか。
くろがねや(CLV-075)

そして隣にあったのは普通のコーヒーメーカー。形は普通なんですが値段が598円と書かれています。200グラムの豆より安いコーヒーマシンで果たして美味しい珈琲はつくれるのでしょうか。販売している以上もちろん大丈夫でしょうけど「イマイチ」なイメージがして・・・。
くろがねや-598円

2011.06.01 UT

“フードスタイリスト・フードコーディネーター派遣”
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2011年05月31日

キューピーは還暦…[Team-F1]411

先月からすでに解体工事が始まっているキューピー仙川工場の裏門を撮影したものです。
還暦のキューピー

操業が1951年だそうですから今年ちょうど60歳の還暦。人間で言えば「今年で定年、お疲れ様でした」です。最初からトイレは水洗式だったそうですから、スタート当時はさぞや「最先端の工場だ」とか「アメリカナイズなオシャレな建物」と話題になったことでしょうね。それが今ではアラカン。裏側から見る限り本当に「ガタがきて節々が痛んでいる」ように見えます。

「1分間で600個の卵を割る様子」の見学ができなくなったのは寂しいですね。近隣小学校の先生方にとって「社会科見学は例年通りキューピー工場でいいじゃん」と60年間も安心していたのに、今年から新たな見学地を探さないといけないのは大変でしょう(笑)。また何百人も雇用されていただろうパートさん達も新たな職場を見つけるのに苦労されているでしょうね。小さな街から大きな工場が消えるというのは、他にもいろいろな影響が出てるかも知れません。甲州街道のトラック量が減ったとか、タクシーの客が減ったとか、近くのスーパーの棚にはケンコーマヨネーズが並び始めたとか…それはないか(笑)。

周辺の住人にとって、「キューピー夏祭りもなくなっちゃうのね」との寂しい思いと同時に「このあと何が出来るの?」が話題です。様々な憶測も聞こえてきますが、実際にどうなるかはまったくわかりません。何を建てるのかが決まるまで子供達の広〜い安全な遊び場として提供してもらえると嬉しいんですけど。

2011.05.31 UT

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2011年05月30日

撮影の湯気…[Team-F1]410

シズルを要求されることが多い昨今。

F1のフードスタイリングスクールでも、この[シズル演出]の授業時間が年々、増えていってます。本来はそういう特殊な[カーブ]より、基本である「センスあるカラーコーディネート」とか「各器間のバランス」、「スタイリストとしての食材カットの習得」などの[直球]に時間を割きたいところなんですが、まあ依頼者から「何がなんでもシズルで」と言われる時代なので仕方ないですね。某広告代理店の担当者は口を開けば「この商品でシズル感を出せますか?どう出しますか?もっと出せませんか?」と、「シズル写真でなければ料理写真ではない」くらいの勢いで求めてきます(爆笑)。

客「シズルでお願いします」
私「しかしこの商品は引き写真の方が理解させやすいですよ」
客「えっ!シズレないんですか?」
私「最初のページから最後まで全部そういうのってのもどうかと」
客「でも今はシズラば、シズリます、シズルのね、シズレ、シズロうでせう」
私「はいはい、シズルの五段活用ですね」
客「お昼はシズラーでランチしましょ」

シズルの意味や種類と活用については、このブログを読まれている方はとっくにご存じかと思いますので割愛しますが、そのひとつに「湯気出し」があります。掲載写真はF1スクールでの一コマ。鍋料理の際の湯気の出し方の授業です。部屋を冷却して本当にコンロで煮立てて出す以外に、タバコ、化学薬品、アイロン蒸気、ドライアイス、ヤカンの湯気など、そのシーンに合った方法を用います。この時もいろんなやり方を試したあと最後に、カセットコンロにヤカンを載せ、出てくるスチームをホースに通して鍋の横から降り注ぐというやり方の最中。手袋をしていることでもわかるように、案外に危険も伴うお仕事なのです。

*「鍋料理のスタイリング」は湯気出しより、具材を綺麗にセットすることの方が難しいものがあります。大きさや色合いのバランスで並べたものの、熱と湯気で野菜がすぐにグッタリするし、それに伴って各具材が動いていってしまう大変さがあるんですが、生徒にも依頼者やクライアントにも理解してもらえません(苦笑)。

2011.05.30 UT

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鍋撮影時の湯気ホース
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2011年05月28日

PC置き台…[Team-F1]409

私たちの場合だけかも知れませんが、いま撮影はほとんどがデジタルカメラ。たま〜に「いいえフィルムでお願いします」なんてこともありますが、本当にたま〜にです。

デジタルカメラ撮影は何百枚撮影しようとポラロイド代・フィルム代・現像プリント代などの経費がかかりませんし、なによりその場で写真の確認ができるというメリットは大きいですよね。それと撮影から納品までの時間が短縮できることも制作社には有り難いかも知れません(※正確にはデジタルカメラのデータも専門のラボに入れたり修正をお願いしたりすればフィルム同様に時間と費用がかかりますが、昨今は経費削減と時間短縮の意味合いからカメラマンやデザイナーがこの行程を担当させられているのです)。

カメラマンさんによっては「本当はフイルムで撮りたいんですけどねえ」なんてぼやく方もいます。私も個人的には、あのフィルム一眼レフのシャッター音に魅力を感じます。理論的にはフィルムとデジタルの画像再現力に違いはないそうですが、ディテールの出方が私はフィルムの方が好きですね。だからと言っていまさらフィルム機を持ち出す気はありませんが。

デジタルカメラの場合、当然その場で画像を確認できるのが特徴ですから、多くのカメラマンさんがPC(パソコン)を持参してきます。或いはスタジオで用意してあるPCの時も。狭い現場だとそのPCを置く台や場所に困ります。掲載した画像はホールチキンの撮影時、カメラマンさんが手作りしたというPC専用台。使い古しの三脚の台座を加工したのだとか。元が三脚ですから高さや角度が自由に変えられます。これはグッドアイデアですね。思わずデジカメでパチリ!

2011.05.28 UT

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三脚上のPC
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2011年05月27日

記憶に残るギフト…[Team-F1]408

もうすぐお中元の季節。

私もそうですが皆さんも「お中元なにを贈ろうかしら」と毎年、悩まれることでしょうね。とんでもなく高いものを贈れば相手がそれを望んでなくても一応、インパクトを与えることはできるでしょう。記憶にも残って次にお会いしたときに「先日はけっこうなものを…」と丁重な挨拶を期待できます。だからと言って全員に高価な品をお贈りするのは不可。結局、3,000円〜10,000円程度のものを探すというのが一般的ではないでしょうか。その価格帯で「相手の欲しかったもので、プラス心象にも残るもの」を考えるが大変です。

コンサルタント会社員だった時代、そこの社長の「ギフト品の決め方」というのを紹介します。企業である以上、進呈にかけられる予算は大抵決まっているもの。A円×○社+B円×○○社+C円×○○○社=総予算…みたいな。このC円を仮に3,000円としましょう。そこで彼曰く「普段3,000円も出してまで買わないものは何か。えっ、靴下?歯ブラシ?耳かき?トイレットペーパー?わかった。では一個3,000円するトイレットぺーバーを探して、それを120個購入して贈ってください。必ずラッピングも豪華にして」と。つまり、これなら「たかが3,000円でも相手にとっては最高級品のトイレットペーパーをもらったことになり、すごく記憶に残ることでしょう。しかも誰でも使用する品ですから喜ばれます」となります。小心な私はそんなお高い紙ではとてもお尻を拭けませんので却って迷惑ですが(爆笑)。まあしかし狙いは理解できます。

毎回「あの人には何が良い?この方は?」と悩むのが面倒です。だからと言って何の面白みもなく印象にも残らないビールや味噌醤油を贈るってのも、脳がないですよねえ。正直なところ、こういう面倒な慣習はなくなって欲しいと思ってます(苦笑)。

お中元というわけではありませんが先日、取引先の印刷会社さんからティッシュペーパーをいただきました。「日頃お世話になっているので。当社では実は一般商業印刷物の他、全国紙の新聞も印刷していますし、ティッシュペーパーも製造してるんです」とのこと。送り主は「お世話になって」と言いますが、実際はこちらが年間で一千万円近いお仕事をいただいているクライアント様です(笑)。まあ多分、生産しすぎたとかの事情があるんでしょう。大きなダンボール箱で何ケースもありましたので、事務所使用だけなら2年分はありそうです。一箱3,000円はしないでしょうけど、この量は実に記憶に残るインパクトギフトです。

2011.05.27 UT

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セキからのティッシュ
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2011年05月26日

チョコレートとエクササイズ…[Team-F1]407

スポーツ系企業からの依頼。
「既存商品のパッケージデザインを変更するのでその撮影とスタイリングを」。

聞けば「ハードなスポーツ時に手軽に栄養を補給できる食品。まあ簡単に説明するとカロリーメイトのようなものと思ってもらえば。特徴はチョコレートが原材料中に入っているので美味しく食べられるというところでしょうか」。

なるほどチョコ好きとしては大賛成な商品ではありませんか。子供の頃から国内菓子メーカーのチョコレートやチューインガムには目もくれず、せっせと[米国製本物甘みタップリ]品だけを食べ続けてきた私です。となるとカメラマンは[酒好き辛党]ではなく、[酒ダメ甘党]の方をキャスティングしましょ(笑)。

撮影で使用するチョコレートを前日にあちこちで買い集めたのはKM。「使用しているチョコ種が不明でしたので、ビターからスイートまでいろんな種類を買ってきました」とテーブル上にずらっと並べた時、チョコ好きにはたまらない景観です。ああ、片っ端から食べ続けても半年はかかりそう(苦笑)。

商品画像の背景として、チョコレートが「ドロ〜」と垂れ落ちるシーンなので、何種類ものチョコを鍋で溶かしては一番近い色合いのものを探します。テスト撮影をして照明の影響も計算しての選択になりますので、時間がかかります。あとは垂らした時に落ちていくスピードとそして溜まる形に応じた粘性を、別溶剤を混ぜながらつくります。これも時間がかかります。この間、クライアントの「そこまで気にしなくても良いのに」な顔が可笑しかったです。通常は代理店とか制作会社のデザイナーが立ち会うのですが、今回はクライアントの担当者とマーケティング部の責任者だけの立会でした。あまりこういう撮影に慣れていないのかも知れません。

撮影は無事に済み、記念に商品を何箱かいただいたので、あらためて食してみたのですが「美味しい」。しかしこんなに甘くて美味しいと、どんなにエクササイズしてもダイエットできないのではありませんか?あっ、もしかしてこの商品。「スポーツに必要な栄養素もタップリだけど美味しいあまりに余分に食べてしまう。太らせて、次のダイエット食品を売ろう」なんて陰謀じゃないでしょうねえ(笑)。

2011.05.26 UT

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バーX撮影時のチョコ
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2011年05月25日

収納のケース…[Team-F1]406

クロスや小道具などの収納は主に市販の衣装ケースを利用しています。事務所内での保管でも使いますし、撮影現場に持ち込むのにも適しているからです。

基本の形状は一段型、開閉は上部蓋方式がいいかも知れません。積み重ねを考えると同一メーカーの同じ仕様やサイズに統一した方が良いですよね。でも永い年月、特殊な用途が出てきたり、同じ品番が店頭から無くなっていたりして、現実にはバラバラ(苦笑)。仮に今「よし!これからサイズや仕様を統一するから○○メーカーの△△に切り替える。古いのは一掃だあ」と思っても、普段の酷使で早いと3ヶ月経つと壊れてしまうものも。追加で購入しようとしても、その時には廃盤となって入手不可になることも。困ったものです。

掲載した写真は「撮影現場には持ち込まない保管用」なので3段のチェストケース。以前からあったものに統一したのですが、既に3つのホームセンターには無し。メーカーに問い合わせるも「もう製造していません。在庫もありません」。ネットで探したところ、何軒かのショップで少数見つけるも価格がバカに高いんです。「まあ仕方ないか」と妥協して数個を注文。しかし以前に買った時より倍くらい高いと言っても、一個1万円もしない廉価品。いずれ壊れるんでしょうねえ。だからと言って将来用に余分に入手しても、保管するスペースもないし。困ったものです。

2011.05.25 UT

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3段ワイドチェスト
posted by F1 at 12:52| フードスタイリスト

2011年05月24日

写真に雰囲気をつける…[Team-F1]405

普段の撮影現場では本来、フードスタイリストの仕事ではないかも知れません。まあ手が足りない場合、お手伝いすることは多々ありますが。

飲食の撮影というと、大抵がテーブル上に食器やクロスやカトラリー、そしてメインの料理を配置します。そしてその主役の料理をより良く見せる照明を施します。ここまでは割とオーソドックス。さらに設定シーンを演出するため、時には背後に障子を置いたりレースのカーテンを揺らしたりキッチン風景を見せたり、と様々な工夫を凝らすことも。そして「若い女性の部屋の中だよ」とか「明るい朝だからね」を表現するため画面内に、花を活けた花瓶や小型の観葉植物を置くこともあります。

それでも「何か作りものっぽいよね」という時、或いは「もっと真夏の窓際って感じにしたい」時などに、花や樹木の葉の影を落として画面外の風景を想像させたり、全体の照明に変化をつけたりします。掲載画像はスクールの授業中に、やはり「何か足りないな」と思ったので生徒に造花で影を作らせている写真です。主役はあくまでも料理ですが、周囲のクロスやテーブルなどと共に「影」も主役を盛り立てる役割をするのです。いつもと違う料理写真を撮りたいと思ったときに試してみてください。

さて、ここで問題です。

あなたは「陰」と「影」の違いを説明できますか?

英語で書くと陰は「Shade(シェード)」で影は「Shadow(シャドウ)」。案外、プロのカメラマンさんでも答えられない方いるんですよね。

2011.05.24 UT

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葉の陰を落とす
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2011年05月23日

ロールスクリーン…[Team-F1]404

食器部屋の器類はスチールパイプ製の可変式棚と、最初から壁に施工した食器棚に収納しています。以前の事務所の食器部屋は狭かったのでスチールパイプ棚のみでしたが、新スタジオではプラスこの[木製棚]の分までスペースが広がりました。それでもまだ足りていませんが。

器というのは落ちると大抵、割れます。だから地震に備えてロールスクリーンを取り付けています。完璧ではないでしょうけど、かなりの効果はあるとの期待で購入し設置しています。但しスタッフや生徒が最後にちゃんと閉じたらの話しですが(苦笑)。本当は素材がこんな白布ではなく透明タイプだと内部が一目瞭然なので便利なのですが、残念ながら現在までそんな製品にはお目にかかっていません。
ロールスクリーン


この木製棚が増えた分、ロールスクリーンを買い足さないといけないのですが、以前に購入したホームセンターにも他店にも取り扱いが無くなっています。仕方なく製造メーカーのアイリスオーヤマに問い合わせしたら「申し訳ありません。当品は既に廃盤となっています」とのこと。そんな、このサイズに合わせて棚を設計したのに(涙)。
食器棚=木製(食器なし)


余震が来る度に隣部屋にいる私は急ぎ様子を見に行くのですが、左右4400mm&高さ2000mm余りの棚を一人で同時に抑えることは出来ません。う〜ん、なにか策を設けないと。

2011.05.23 UT

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2011年05月22日

裏メニュー、廃店、新メニュー…[Team-F1]403

わけのわかんない題名だこと。

つつじヶ丘駅南口に[モモ焼 サンダーバード]という看板がかかった飲食店が。店頭の提灯や雰囲気からも「ははん、焼き鳥屋かその類だろうな」とはわかります。それにしても面白い店名です。いったい「どんなメニューなんだろうか」とか「客層って?」と気になりますよね。

インターネットで調べてみると数十メートル先の駅傍にある[エビスつつじヶ丘店]とは運営している会社が同じ。ふ〜ん、こんなに近くで2店舗を出すなんてのも、少し変わっていますね。まあエビスの方は[モツの店]ですから業種は異なっていますけど。

そんな風に気になっていたのでスタッフ2名と先日の夕方、入店してみました。むか〜し、ラーメン店だった頃に比べると思いの外に奥行きがあります。とは言っても相当に昔なので記憶は定かではありません。テーブルや椅子はかなりチープなものを使用しているところから「経費を抑えて安く飲食を提供」のイメージを持ちました。サラリーマン3人客、この店には似合わない化粧濃いめのOL3人連れが既に入っていました。奧に座敷もありますが、掘りごたつではないので空席です。

メニューアイテムは少なめでしょうか。味や価格は、まあ店格にマッチしていて私はOKでした。焼き場、接客、会計は店長(多分)が一人で担当してます。いや途中で[エビス]と大きなロゴが入ったTシャツを着たエビス店の女性スタッフが一人、応援に来ましたっけ。


「焼肉の中毒事件を起こした店名(えびす)と同じだとお客さんから嫌な目で見られたり誤解されない?」
女性スタッフ
「はあ?ああそう言えば同じ店名でしたっけ?でも一度も言われたことありません」

さて次は何を注文しようかと壁のメニューを見ると「裏メニュー」と書かれているのがあります。おいおい裏メニューをバリバリ、目立つところに書いちゃ「裏」にならないんじゃないの?と店長をからかうと、そんなことはどうでも良いという風に流されて「実はもうこの店は閉じるんです」と言う。ガラス戸から見える帰宅する人の流れが多いこの時間帯に客が3組じゃ確かに経営は難しいのかも知れません。いくらここまで経費を抑えたとしてもです。

昨日、たまたまこの店の前を通ったので「いよいよ廃店したかな。次は何の店になるんだろう」と見ると表に[新メニュー]の貼り紙があります(爆笑)。え〜っ、辞めるんじゃなかったの?

2011.05.22 UT

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サンダーバード
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