2011年08月25日

ワンボールで次に進塁…[Team-F1]477

ある居酒屋さんの壁に貼られていた[USUKI BOWL]ポスター。お世辞にも「デザインセンスが良いなあ」とか「イラストがうまい」とか「わかりやすい」とは思えなかったので、「もしかしてお店の人がオリジナルのハイサワーをつくったついでにポスターも手作りした?」と勘違いしました。
ウスキボウル(ポスター)

そもそも[うすき]ってなんだろう、と思ったら大分県に臼杵市というところがあるようです。そこはちよっとカボスが特産。そこで当地の焼酎とカボスの販促のために、ウスキボウルなるドリンクメニューをつくってみたようです。
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ウスキボウルとは
麦焼酎 常蔵(つねぞう)と、臼杵の有機栽培カボスと氷を、どんぶり鉢に入れて、みんなで分け合ってワイワイ楽しく飲む焼酎の飲み方です。
スライスしたカボスを、どんぶり鉢に入れます。そして、麦焼酎 常蔵を注ぎます。氷が少し溶けて、常蔵とカボスがなじんだら飲み頃です。皮からとてもいい香りが出るので、カボスを搾らなくても、とてもいいカボスの香りがします。
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店内9〜10割もの客の入りなのに、このウスキボウルを飲んでいるお客様は見あたりませんが、ちょっと気になります。フロアスタッフの簡単な説明を聞いてから注文。厨房でせっせせっせと輪切りしたり焼酎を注いだりしている様子が見えます。お店側にとっても少し手間のかかるドリンクっぽいですね。あっ、やってきましたね。思っていたよりボウルは小ぶりです。
ウスキボウル(ウラニワ)

うん、なるほどな味です。柚子、スダチ、カボス系の香りは好きなのでこのウスキボウルなるものも嫌いではありません。ちょっとスポーツした後に「まずは喉にクィ〜っと」な飲み物として良いですね。ただ最初のワンボールだけで良いかもです。そんなドリンクでした。

ふむふむ、流行のゆるキャラも作成して普及を図っているんですね。
ウスキボウル(カボたん)

2011.08.25 UT

“フードスタイリスト・フードコーディネーター派遣”
<Food Styling Team-F1>
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2011年08月24日

ロケ弁…[Team-F1]476

内勤が主なマネージャーとしてはスタッフ達が現場で食べている[昼食]が気になります。

F1がスタートした10年くらい前は何故か撮影カット数が多い現場ばかりで、昼食をとるどころか休憩時間もないことが多々でした。だからその頃は「昼ご飯無くて当たり前。出たら驚き。どうぞお昼にお出かけ下さいと言われたらどうしようか困ったりしたもの」でした。2年目3年目になると雑誌関係の依頼も増えてきたのですが、出版社の方々はしっかりランチタイムをとり昼食の手配もしてくれます。ホカ弁の時もあれば仕出し弁当の時もあるし、時に豪華な出前寿司の事も。表に出て食べるというのは非常に少なかったんですが、まれに外食となると次のカットの準備が気になって、かえって落ち着いて食べられないんですよね(苦笑)。

スチール撮影時は市販弁当を買ってきたり、仕出し弁当をとったりがほとんどですが、数十時間〜数日間のムービー収録の際にはケータリングが多いでしょうか。出来合い弁当などと違い「早朝は手作りおにぎり300個、お昼は洋食コース、夜はしっかり和食、深夜は…」が熱々でいただけるんですから嬉しいです。ちゃんと食事専用の部屋もあり、賄いをしてくれる女性スタッフ達もいて、「苦手な物はありませんか」などと聞いてよそおってくれたりします。

そのケータリング料理よりも美味しいと思うのは、飲食店やレストランやホテルの撮影時に出される賄い料理。「先方も食のプロとしてのプライドがありますから、それはもう中途なものは出しませんよ。ええ出しませんとも…」って、ここまでプレッシャーかけたら「もう飲食店様からのご依頼はないかも」ですね(笑)。
ランチ=百万石

ところで先週、某食品メーカーのムービー収録を担当したYSチーフ。2日間のロケ弁はどんなのだったの?えっ、夜食も出たの?現場報告より、そのロケ弁の詳細報告はどうなっているの?たった一枚の写真だけ?それもこんなホゲホゲの写真?プラ蓋もとらないで撮るなんて、食のプロとしてのプライドはどしたの?
ロケ弁(110819)

などと上記のようなことを書くと、普通「だって料理撮影してるんでしょ?なぜ市販弁当とかを買ってまで食べるのかしら。その撮影済み高級食材とかを使った料理を食べるんじゃないの?キッチンもあって料理の得意な人が何人もいるってのに…???」と疑問に思われることでしょうね。「なぜなのか?」の理由、多分あなたの推理したこと当たっていないかも知れません。

2011.08.24 UT

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2011年08月23日

飛んで火に入る夏の蝉…[Team-F1]475

久々にF1ブログを書きます、チーフTFです。

先週、某CVSチェーンのムービー収録をF1スタジオで行いました。担当したのは私とスタッフKM。ムービーってスチールに比べてクルーの人数、多いんですよね。さらに「スタート時間は早くて、終わるのは遅い」です(苦笑)。近隣住宅への気遣いで利用時間や騒音にマネージャーUTがうるさいのですが、今回の撮影班は見事に統制がとれていてホントに静か。必要以上の大声はありませんし、笑い声も抑えた「ふぁっふぁっふっひぃひっひっ」くらい(笑)。

スタジオ内での収録を終えたので炭火シーンに移るのですが、当初に予定していたベランダでは床の振動が予想外に大きかったため、急遽ベランダ下の駐車場で行うことに。ここでの撮影やムービー収録は始めてなので私たちもちょっとワクワクです。また新たなシチュエーションが生まれるのですから。

掲載画像のようにBBQコンロを中心に据えてカメラが回ります。驚いたのは煌々と光る照明に向かってではなく、赤々と燃える炭火めがけて蝉が飛んでくるのです。「ドボン、ジュ!」です。相当に衝撃でした。何のためらいもなく、炎の中にダイビングしてくるんですよ。蛾とか他の虫なら想像できるんですが「蝉が!」ですもの。
駐車場での撮影風景(110816)

<七日間の命の最後の場所に炎を選んだってのはなぜ?或いは生まれて3日目だったけど焼身自殺しようと思ったの?でも、でもこれまで何度もキャンプの夜にBBQや焚き火やったりしたけど、蝉が飛び込んできたことはなかった。地球、何かおかしくなっている?>・・・な〜んていろいろ考えちゃいました。

2011.08.23 TF

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2011年08月22日

晴女、雨男、雨女…[Team-F1]474

見事に流れてしまいました昨日の[BBQ大会]。中止の理由は数日間の降雨のせいです。天気予報では「日曜日は傘マークのみ」ではありましたが、前日までの雨続きでは地面がドロドロだろうと判断し中止宣言。その日曜日もしっかり降りましたね。土曜日、20人分のアルコールや食料を買い出しに行こうと、調達リストまで作成していたのに無駄になりました。

[晴女KM−雨男YS−強力雨女TF−超雨男OY−絶対雨男OD=雨]

晴れ女1人 対 4人の雨男女ではとても勝ち目はありません。晴れ女KMによると「絶対雨男ODさんはこれまで晴れたことがない、必ず雨に降られる人」との伝説があるそうな。「なんで私ったら、そんな人に声をかけてしまったんだろう」としきりに悔やんでいます(笑)。

BBQが開催でも中止でも「2次会はつつじヶ丘・はなの舞で」の予定でしたから、17時から13名で飲み会。参加者の顔ぶれはフードスタイリスト、デザイナー、ライター、カメラマン、少年野球の栄養管理士、妊婦、小学校3年の男の子に59歳のおっさんまで(笑)。最初から「飲み会やろうよ」だったら小学生が参加することはなかったかも知れませんので面白かったです。F1恒例の「自己紹介タ〜イム!」でも堂々と、でもちょっと緊張気味に自己プレゼンテーションしてくれました。金坊ありがとう。
金坊01(110821)

やはりBBQが流れてしまったせいで皆さんエネルギーが余っていたのか「次は3次会だあ!」と駅の反対側のやきとり屋に。正確には1次会のBBQはなくなったので次は2次会なんですが(苦笑)。その後も「4次会(ホントは3次会だってば)しよ」とさらに近くの居酒屋に押しかけました。しかし夏休みとはいえ、ご両親が一緒とはいえ、小学生を3件もの居酒屋に引き連れる大人達って…。金坊ごめんね、眠かったよね。
金坊02(110821)

<DM(私信)>
スズヒ△さん、お台場での[Y広告&電◎の合同BBQ]もやっぱり雨で流れたんでしょう?真っ昼間からそんな怪しい談合っぽい会合を開こうとするから、天が許さなかったんだよ。中止になったんならこっちに参加すれば良かったのに。

2011.08.22 UT

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2011年08月20日

プロ御用達…[Team-F1]473

[御用達]
ゴヨウタシ…と読みます。若い方の中には間違えて「宮内庁ゴヨウタツの店らしいよ」と言う人もいますが、私が教わった限りでは[ゴヨウタシ]です。[早急]はソウキュウではなく[サッキュウ]。横浜市[港北区]は[ミナトキタク]…あっ、これは嘘。何の落ちもないタダの嘘。「どうして何の意味もなく、コウホククをミナトキタクだなんて嘘を言うの?何が面白いの?」すみません、昔この思いついた冗談をつい口から出したら信じ切ってしまった人がいて、未だに謝罪をしていないものだから、この読み方の話題になるとこれが頭をよぎるんです。

チーフのTFがムーピーの収録時にディレクターから「ロケ弁を手配できませんか?」と頼まれたそうです。山手線沿線ならいくらでも専門業者さんを知っているディレクターも、ここF1スタジオが現場となると勝手がわからないのでTFに聞いた模様。通常の撮影では駅前のスーパー等で弁当を買ってくることが多いのですが、ムービーとなるとスチールに比べてクルーの数が多いので、さすがに出来合い弁当を人数分買い揃えるのは大変です。TFは親戚の映画プロデューサーに「Kちゃん、どっか知らない?」と連絡したら「我々、映画人が物を探したり人を探す時に利用している映像人向けサイトがあるから、そこで見つけて」とURLを教えてもらったそうです。

それが[ポータルサイト85]。
映像制作ポータル85

なるほど、プロ御用達ってやつですね。撮影スタジオからロケバス、美術や小道具さん、メイクさんにスタントマン、そして弁当&ケータリング屋さんまで紹介されています。スタイリスト編には我が[Food Styling Team-F1]もあります(喜)。
プロ御用達…[Team-F1]473

いや実は思い出してみると、私はここを6〜7年前くらいに知っていました。「掲載しないか」という売り込みがあったので1年間ほど有料でお願いしたことがありました。ただライバル社が当方より上に掲載されていたので「気にくわないな」と(苦笑)。それを交渉しても「できません」の返事だったので継続をやめたいきさつがあります。しかし、それでもずっと載せていてくれたんですね。ありがとうございます、ポータルサイト85さん。

2011.08.20 UT

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2011年08月19日

なに?…[Team-F1]472

「この写真なんだっけ?多分ブログに載せようと思って保存したんだろうけど…なに?」
なに?

こんな思いしたことありませんか。携帯の中やPCのデスクトップに画像があるんだけど「いつ」、「何のために」、「どんないきさつがあって」が「まったくわかんない」やつ。どっかの飲食店で注文して「美味しかった」とか「不味かった」とか「高かった」とか思ってシャッターを切ったはずなのに、いまになったら「何も分からない」みたいな。どこかの風景なんだけど「だからなんなの?」みたいな。
里芋?

「ブログ書かねば」の強迫観念に襲われているのかも知れません。

あなたは大丈夫ですか?
「なに?」

2011.08.19 UT

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2011年08月16日

ずるそうな顔…[Team-F1]471

「冬場の販促用ツールとしてムービー収録したい」ということで、F1スタジオで鍋の撮影が行われました。鍋用の食材をF1とクライアントで手分けして入手することに。そのクライアント手配の食材に[かわはぎ]という魚がありました。「手配できたので撮影3日前くらいの到着でスタジオに送っておきます」とのことで届きました[かわはぎ]。

発泡スチロールの箱を開けるとぎっしりと「・・・」が!
かわはぎ01

何と表現して良いのかわからないので「・・・」の部分には、以下の中からお好きな表現を当てはめてください。

A:「お笑い」が
B:「悪魔の子等」が
C:「明るい微笑み」が
D:「ワルの群れ」が

アップで見るとなんか悪事を企んでいて「ひっひっひっ、さあてどうなることやら」とほくそ笑んでいるような感じがします。或いは狡そうな…えっ、そう見えない?う〜ん私の感性が変?産地の方、怒ってます?加工業者の方も「プンプン」?表現が悪くってどうもすみません、でもそう見えちゃうんですよねえ。
かわはぎ03

こいつなんか、舌なめずりしてますよ。「そろそろ弱ってきた頃じゃわい。パクッといただこうかねえ」と言い出しそうじゃありませんか。
かわはぎ(M鍋撮影)

でもウィキペディアで調べると皮を剥ぐ前って、熱帯魚っぽくて案外に可愛い。魚も人も一皮剥くと正体なんてわからないものですね。
Kawahagi(wikipediaより)
[かわはぎ]
カワハギ(皮剥・英名 Thread-sail filefish・学名 Stephanolepis cirrhifer)は、フグ目・カワハギ科に分類される魚。丈夫な皮におおわれた海水魚で、美味な食用魚でもある。旬は本来は夏であるが、秋から冬にかけて第二の旬があり、釣りや籠漁などで一年を通じて漁獲される。・・・口は小さいが、中にはペンチのような頑丈な歯がある。カニや貝類なども、頑丈な歯で殻を噛み砕いて食べてしまう。全身が丈夫でざらざらした皮膚におおわれるが、この皮膚は料理の時にすぐに剥がせることが和名の由来となっており、別名でハゲ、バクチなどと呼ばれる由来は「皮がすぐ剥がれる」さまが「博打に負けて身ぐるみ剥がされる」さまを連想させるためである。*wikipediaより抜粋

2011.08.16 UT

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2011年08月15日

2代目…[Team-F1]470

5〜8年前まで事務所やグループ会社の所在地の関係で東武東上線の柳瀬川という駅によく行き来していました。ローカルな駅なので東京人や埼玉人でも知らない人が多いかも知れません。隣の志木はまだ少しは知られているでしょうか。
柳瀬川駅

その駅を出たところに商店街があり[ペアモール]という名前。妙な言い方ですが人通りの少ない静かな商店街です。
ぺあもーる(柳瀬川)

奥の方にとんかつ屋さんがありました。その地域には飲食店があまりないので、月に2〜6回くらい利用していたでしょうか。そこのひれカツ重が大好きで他のメニューには目もくれず、そればっかり注文していた記憶があります(笑)。肉そのものも美味しいんですが、適度な汁だく具合が嬉しいんです。5年も過ぎた今「あの店まだあるのかな」と先週、赤ちゃんが生まれた川越に住むスタッフの自宅に伺う前に寄ってみることに。失礼ながら寂れたままの商店街の中で元気に営業をしていました。昼時と言うこともあり店内は7割くらいの入り。当時でさえこんなに賑わっていなかったかも知れません。もちろん注文は[ひれカツ重]です。うん、旨いです。

ある時から2代目もカウンターに入って調理を始めたら「味が落ちた」ように感じて残念な思いをしていました。それが今は当初の味に戻っています。カウンター内では当時と同じく1代目と2代目が仲良く腕をふるっています。「代が変わったら味が落ちたね」とはよく聞きますし、私もそう感じる店は多いのですが、この店は年月が経ったことで本来の味に達したようです。他のことと同様、物事は永い目で見守らないといけないのかも知れません。

カツ重(ひのはら)

[ひのはら]
埼玉県志木市館2-7-6
TEL.048-473-2881
距離10km前後、駅で4〜5駅ならわざわざ食べに行く価値ありますよ。厚手の柔らか肉が美味しい[ひれカツ重]がお勧めです。

2011.08.15 UT

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2011年08月14日

生徒、ベランダに出る…[Team-F1]469

前回のF1-School授業は生徒自身が想定したシーンでのスタイリングです。

「夏っぽいシチュエーションにしたいです」
「ロコモコつくってそのスタイリングします」
「私はサ・ラ・ダ!南国っぽく」
「じゃじゃじゃ・・・」
「Yちゃんはドリンクにしなさい。トロピカルの」
「あっ、はい」
「いっそベランダで撮って欲しいです」
「そうそうガンガン照りつける太陽の下」
「砂とかブーゲンビリア飾ったり葉を敷き詰めたり」
「じゃじゃじゃカモメのモビールとか」
「それは違うと思うわYちゃんてば」
「あっ、はい」

そんなこんなで生徒発想による初のベランダ撮影をすることに。ここ数日間の天気から考えると、当日に雨の降る確率は低いと思われるのでよろしいのじゃないでしょうか。カメラを担当する私としてはエアコンの効いた室内の方が嬉しいんですが(苦笑)。まあゴーヤ君の葉もまだ勢いを失っていませんので、太陽君が元気であればいけるでしょう。

せっかくの室外シーン。奥行き感を出すため、カメラとテーブルと背景のグリーンは距離をとりましょう。基本的なセッティングを指導しながら講師Tは太陽の動きを気にしています。カメラのレンズ、ポジション、アングルが決まったらテーブル上に写る範囲に沿って末広がりのテーピングをします。※通常の業務ではテーピングすることはありません。今日はスクールの授業なのでわかりやすいようにと。
ベランダ撮影01

「らしさ」を演出するために様々なディスプレイを「ああでもない、こうでもない」と配置してははずし、また別物を配置したり…とするうちにどんどん時間が経っていきます。これでは太陽が逃げてしまいますよ、皆さん。全体の形が決まったら生徒それぞれが自分の担当する料理をキッチンで調理してベランダに移動。最終の盛付スタイリングを行います。
ベランダ撮影02

そして撮った写真が以下になります。ぱっと見、問題なく撮れているようですが実は太陽が既に屋根に隠れて画面の右1/3ほどに影を作ってしまいました。やむなくストロボをシンクロさせて太陽光を補いましたが、プロのカメラマンさんなら「へっ!」とわかりましたでしょうね(笑)。まっ、スタイリングを指導するスクールなのでその辺は見過ごしてくださいな。カメラポジションに対して盛付け方が連動していないこと、小道具の選択や配置の善し悪しの他、「太陽の動きは速いぞ。もっと手早くすべし」が分かってもらえたのなら今日の授業はOKでしょう。
110806-生徒作品(ベランダ撮影)

2011.08.14 UT

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2011年08月13日

たまにはステーキもね…[Team-F1]468

最近、目の前のカウンターで焼いてくれるステーキ店に行ってないですね。ここ10年で行ったのはファミレス的なステーキ専門店だけ。まあ牛肉200gに10,000円〜20,000円も払える身分じゃないから1,000円台のステーキランチで充分なんですけど。

給与体系が現在の1/3〜1/2の頃。ラーメンや回転寿司三昧の独身の私がある日、勇気を振り絞って横浜のホテルで5,000円近いステーキを注文して食べたので、クライアントであるデパートのデザイナーに「えっへん」と自慢したら彼曰く「あのねえ悪いけど。1万円以下はステーキと言わないんです。やはり2万円くらいのを食べて初めてステーキと言って欲しいんです」とのたまう。「あっ、すみません」と顔では恥じ入った風を装いましたが、ニッポンの景気が年々上昇し続けている時代に毎年、解雇社員の対象となっている彼は絶対に食べたことはないと思ったものです(笑)。デパート勤務という職業柄、宝石から食料品、衣料に到るまでの蘊蓄が凄かった人だけに、その説は正しかったのかもしれませんけど。

季節的にはまだ暑いから素麺も良いし、夏お約束の鰻も有りです。でもたまには目の前でボワ〜ッとフランベしたレアのステーキ食べたいですねえ。お勧めのお店ありませんか。
フランベ(ScotFire)

2011.08.13 UT

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2011年08月12日

千年寝坊助…[Team-F1]467

きのう日本酒のことを書いたのでついでに焼酎の話し。

経営が長続きせず、コロコロと店が変わることで知られる南口の店舗に新しい居酒屋[ウラニワ]が入りました。東京ではあまり馴染みのない大分県料理がメインだそうです。32歳イケメンのオーナー兼店長に明るく美人の20代スタッフ、内装も数百万かけて[掘りごたつ式]にしたというだけあって、これまでの店とは違ってかなり期待が持てそうです。同行したスタッフ達も出てくる料理を「美味しい美味しい」と嬉しそうに頬張っています。

あれこれ飲んだ後に店長が勧めた焼酎が[千年寝坊助]。「せんねんねぼすけ」と読むそうです。「ステキな逸話があるんです」と言う店長の話では「この米焼酎は寝かすほど旨くなる酒。特別な願いがかなった時に封をあけて飲むんですよ」とか。「う〜ん、う〜ん、う〜ん今日はね今日はね、朝起きてから一度しか愚痴を言わなかった特別な日なんだけど」と言ったら「仕方ないな飲ませてあげましょ。どうせ開封してるし」とロックを注文できました。アルコール度数が25度しかないのと、すっきりした口あたりなので飲みやすい焼酎です。ほんのりフルーティな味わいもあるので女性にも受けそうですね。それにしても「特別なハレの日にしか開けない酒」なんてコンセプトじゃ醸造元の研醸さん、売上が心配になりませんか?ラベル裏には[Please do not disturb おこさないでください]なんて印刷されていますが「泣いても笑っても怒ってもいつでも飲む酒」にしといた方が(笑)。
千年寝坊助(ウラニワ)

<ウラニワ>調布市東つつじヶ丘2-3-4 TEL.03-3307-8980
「経営が長続きしない不吉な立地」なんてひどいこと言っておきながら、あえて店名や店舗外観を出した理由。店長自ら「ここの店舗立地のいわく知ってますでしょ?どんな店が開店しても何故か長続きしないことを」と自ら話し出したんです。「前の鶏料理店サンダーバードもご存じですか。そこの運営会社のトップから、なんとかあの場所で成功する店があるのなら投資しても良いと言うので提携したんです」。ふ〜ん、大抵は「独立して初めての出店なのだから縁起の良い場所でスタートしたい」と思うのが普通だと思うのですが、ここウラニワの店長は「あえてチャレンジしたかった」そうです。その心意気に千年寝坊助をキープしておいて、成功した暁には「ポン!」と開封して祝杯をしてあげようかしらん。
ウラニワ

2011.08.12 UT

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2011年08月11日

うなぎに合う酒…[Team-F1]466

スーバーで見かけた酒。

「うなぎに合う酒?もしか専用に作ったの?」

最近の酒…とくに焼酎の名前にはユニークなものが増えてますが、ここまで料理を限定し名前までストレートなことに驚きました。陳列場所も酒コーナーではなく、調味料の近くに特設ラックを設けて置かれてました。「よし売上アップを狙って来年は料理を限定した酒つくろう。日本人の大好きな鰻にしよ!インパクトあってきっと売れっぞぉ」とメーカーはさぞや期待したことでしょうね。しかし昨年末の「来年の鰻は不調。値上がり必須」のニュースで「困った。販売やめよか?」と悩んだんじゃないでしょうか。それでも「ここまで来たらやるっきゃない」と決断した…んだろうと思いますが、さて首尾良く売れましたでしょうか。

うなぎに合う酒(月桂冠)

月桂冠株式会社は、うなぎの蒲焼と相性の良い日本酒「うなぎに合う酒」を、夏の土用の丑の日(今年は7月21日)に向け、5月下旬から7月末までに期間を限定して…。うなぎの蒲焼との相性を考え…樽酒を詰めました。…夏季に冷やして美味しくお召し上がりいただけるよう…火入れ(加熱殺菌)は出荷前の一度だけとすることでフレッシュなタイプに…。
パッケージは…「う」の文字はうなぎの胸びれを加えたイラストともなっています。
…食品売場では、うなぎ・タレ・山椒などの食材と当商品とを関連させてディスプレーしていただくことも提案…月桂冠ニュース(201105_01)より抜粋

2011.08.11 UT

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2011年08月10日

ゴーヤの種…[Team-F1]465

グリーンカーテンとしてベランダで育成していた苦瓜。そろそろ終わりの様子です。葉の茂りに勢いがなくなってきて「ヘナ」となっていますし、実が成っても半数は黄色に変色してしまいます。
黄ゴーヤ01

ネットで調べると「この段階でも充分に食べられる」と書かれていますが、個人的にゴーヤは濃い緑でないと。
黄ゴーヤ02

この黄色くなった状態で放っておくと、ある日パチンと割れて中に赤い種が何個か収まっているのが見えます。次の年にも咲くために本能でこうなっちゃうんでしょうね。なんか凄いですDNA。
黄ゴーヤ03

この赤い種もネットで調べると「美味しい」と食べている人、多いんですね。どうしましょ。乾燥させて来年の種として保存しておくか、それとも食べちゃうか…迷います。
黄ゴーヤ04

2011.08.10 UT

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2011年08月09日

背後霊を写す…[Team-F1]464

今日の東京の最高気温予想は35度とか。こう暑いとエアコンの効いたお化け屋敷にでも行きたくなるってものです。幽霊のイメージって「髪の毛や袂から滴がピッチャンピチャン」とか「周りの空気もジトジトツツツ〜」などの水気が伴いますが、それって幽霊も汗をかくということなのでしょうか。死んだ後まで熱中症の心配をしたり、汗臭さに気を遣いたくないんですが。

料理撮影をしていると湯気を撮るシズル画やローソクの炎が灯るテーブルシーンを撮ることがよくあります。背景を暗くしたり室温を下げたりすることで湯気はちゃんと撮れます。しかし時と場合によっては何度も撮り直しが必要となり、相当に時間をとられることも多々です。幽霊そのものが主役であって、水気はあくまでも「主役をより引き立たせるための演出効果であり脇役」に過ぎません。そんな脇役に時間を割くのも「どうなのかなあ」と思うことしばしば。デザイナーさんなら撮影後に[湯気の素材画像CD]などで合成することも可能でしょうが、私たちの基本は「出来る限り現場完結」主義。と言いつつも時間と戦う効率も要求される身です。

ある晩、駅前のレストラン2階で食事していると窓ガラスの向こうに見える前方の道路ポール頭頂が赤く点滅しています。「あれ鉄のポール頭部に照明なんかついていたっけ?」と不可思議に思い体を動かすと点滅の位置が変わります。斜め後ろの道路を見るとコンビニの横に搬入のトラックが停車しハザードランプを点滅しています。この明滅がガラス内を通過して前方に写り込んだようです。「なるほど面白いなあ」と思い、これを湯気や炎の演出に使えないかと発想したわけです。

撮影実験について簡単に説明すると、[1]厚手のガラス2枚を角度をつけてセット [2]右手の後方に点灯する赤ランプを配置 [3]2枚のガラスを通して前方の植木をカメラで撮る。ええ、これだけです。
灯火をつくる-02

撮った結果は以下の画像になります。
灯火をつくる-01

実際に使い物になるかどうかは「ガラスの厚さ、角度、主照明と反映させる演出物の照度差、各々の距離etc」などもっともっと条件を変えてテストを繰り返し最適を見つける作業が必要でしょう。まあ可能性として「有り」かなという話しです。

「背後にいるから背後霊。それをわざわざ前方に持ってくる必要ないじゃん」
確かにそれもそうですね(笑)。

2011.08.09 UT

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2011年08月08日

チェンマイ姐さん…[Team-F1]463

8月1日から3日までF1事務所のある仙川では毎年恒例の[おらほ祭り]が開催されます。この3日間はフリーマーケットがあったり、仮面ライダーショーがあったり、阿波踊りがあったりと大賑やかです。もちろん櫓を組んでの盆踊りもあります。この日だけはステージ上で大音響の音楽を流そうと近隣からは文句もでません(多分)。
仙川おらほ祭りポスター

お祭り広場の大混雑する横を通り抜けてスーパーで買い物をした後、「人通りの少ない商店街を抜けていこう」と歩いていたら、よくスタッフやスクール生とランチするタイ料理店[チェンマイ]の横を通りかかりました。すると店頭で[チェンマイ姐さん]がテイクアウト販売をしています。

私を見つけた姐さん、大きな声で「アララアララララ〜」。
こちらも答えて「ヤアヤアヤアヤアヤアヤア!」(笑)。
チェンマイ姐さん(110803)

もちろんお名前はあるんでしょうがこれまで聞いたことありませんでしたし、今さら真面目な顔して「お名前は?」なんて聞くのもねえ。それで勝手にスタッフ間で「チェンマイ姐さん」とか「チェン姐」とネーミングしています(笑)。そのどっしりとした貫禄、いつも明るく笑う姿から「姉さん」ではなく「姐さん」なんです。漢字の違いは本当のところよくわかりませんが、なんとなく単なる姉さんではないと。駅前ですれ違っても、どこかの飲食店で会っても、スーパーの店内でも大声で「アイヤヤヤ〜ニッポン、アツイヨォ〜」と声をかけてくれます。この突き抜けたピーカンのキャラ、大好きなんです。

2011.08.08 UT

“フードスタイリスト・フードコーディネーター派遣”
<Food Styling Team-F1>
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2011年08月07日

南に住む…[Team-F1]462

10年くらい前、IT&web系のEH君が突然「沖縄に引っ越します。彼女も連れて行きます。仕事の依頼はネットと電話でお願いします。もう打合せに来てとか言わないで」と宣言。とりあえずアパートかマンションを借りて住み、いずれは土地や家屋も買うのだとか。「なんで沖縄なの?」と聞くとお答えは「好きだから」と単純(笑)。一度や二度ばかり旅行に行って感じが良かったってだけで生まれ育った横浜を捨てて移住するなんて!そんなに魅力的なのでしょうか[沖縄]って。

EH君だけでなく他にも「いずれは住みたいんですよね」とか「良いですよねえ沖縄。憧れだなあ」なんて声もよく聞こえてきました。うろ覚えですが、47都道府県の人口調査データでは大都市圏以外のローカル県では年々、人口が減っているのに対して沖縄県だけは毎年数百人づつ人口増加となっていました。「沖縄ってもしや南の楽園ならぬ、この世の天国?」なんて勘違いしそうです。

先月頭に来社したVスクール校卒業生のWさんと彼氏Sさん。数年前から[沖縄の魅力]の虜になって何度も通い詰めているうち現地で仕事も得たのでそのまま定住。何年も暮らす二人はすっかりウチナ〜ンチュウ(沖縄人)。それぞれの勤務先が廃業したり休業になったため、この機会に上京して親御さんや親戚に挨拶回りしたあと入籍手続き。そしてそのまま「また沖縄に」帰りました。そう「帰りました」です(笑)。新たに仕事先を探すのも苦労でしょうし「いっそ飲食店を立ち上げよう」と思い立っても大変でしょう。救いは彼らの明るく自信に満ちあふれた笑顔。F1スタジオで記念写真を撮った時の顔、いい顔してます。
渡辺&佐藤-沖縄に永住(110709)

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<都道府県別の年収格差>Net Newsより
都道府県別でサラリーマンの平均年収を比較すると、全国で最も高い東京と、最も低い沖縄では、およそ2倍の格差がある。さらに、求人件数(有効求人倍率)でも、沖縄、九州、北海道、東北地方などでは、東京の半分程度しか仕事を見つけられないのが実情だ。
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東京に比べ求人も極端に少ないし、給与も考えられないくらい低い・・・遠く東京から「頑張って」と応援するしかありませんが、本当に頑張って欲しいものです。

2011.08.07 UT

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2011年08月06日

初めての岩牡蠣…[Team-F1]461

未だに[牡蠣]と[柿]のアクセントを使い分けられない私です。
牡蠣と柿のアクセント

その点、文章だと漢字表記なので勘違いする人はいませんから楽です(苦笑)。それで海の[牡蠣]のこと。以前から「岩牡蠣というのを食べて見たい。なんでも三陸沖のものが美味しいんだとか」と興味津々だったんですが、これまで食べたことありませんでした。私だけかと思ったら「あのう実は食べたことないです」とか「えっ?夏にも牡蠣が食べられるの?」という人多いんです。何十年も居酒屋やレストラン、割烹で飲食してきてますからメニューでは見かけました。見かけましたが「いやあ今日はやめようよ」と何故かそのたびに連れが注文させてくれません・・・???冬の牡蠣なら誰も反対はしないのに、です。いや美味しくないからとか食中毒怖いからやめよう、という理由ではありませんでした。「なぜか」です。

駅向こうにある居酒屋-Uはオーナーが元「築地の魚の仲買人だった」というのでネットでも評判の魚が自慢のお店。ぶらりと寄るたんびに「申し訳ありません今日は満席で」と断られていたのに先週すんなり予約OK。噂の刺身をあれこれ注文していたら、岩牡蠣があります。三陸沖産ではありませんでしたが、ここは注文して遂にいただきました念願の[岩牡蠣]。
岩牡蠣(魚信)110802

ふむ、表面は固くて歯ごたえしっかりしているんですね。もっとフルフルしているのかと想像していました。味も悪くはありませんがお酢だけでも美味しく食べられる冬の真牡蠣とは違って、しっかり味の調味ダレをかけて旨さを感じます。

三陸沖が美味しいと勝手に思い込んでいましたが本当のところはどうなんでしょうか。
岩牡蠣(山藤web)

2011.08.06 UT

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2011年08月05日

明日のF1スクールは…[Team-F1]460

前回のフードスタイリング養成スクールには見学者の方がいらっしゃいました。「大手飲食店グループに勤務していますが以前の現場担当からデスクワークになってしまい…将来フリーとなることも視野に入れフードスタイリングを学びたい」との入校意志でした。実際の授業を見てどう判断されるかはまだわかりませんが、長時間お疲れ様でした。

「長時間お疲れ様でした」というわけは「出来れば授業スタートの10時からおいでいただき終了の13時まで見学してください。そして本日は偶然にも卒業生達や活動中の諸先輩方も来るので、現役生徒さん達も一緒のランチしましょう。その後きっとスタジオで飲み会になるので、その席にも参加してみたら?当スクールの良いところ悪いところ情報の他、きっと業界の動向も窺えるし人脈形成にもなりますよ」とお誘いして、そうなったのです。最終的には夜までご一緒いただきましたが、こんな開放的で破天荒なスクールをどう思われたことでしょう。呆れかえって入校されないかも知れませんね(苦笑)。*ご本人からは後日「収穫することがたくさんあり、とっても充実した時間でした」との嬉しいメールをいただきましたが。

それにしても慌ただしい1日でした。結婚相手の紹介を兼ねて訪れた元F1スタッフで現他校講師、フリーで活躍している卒業生二人、TVショッピングで何年もコーディネート業務を担当しているのに新たに学習したいと考えている方、主にTV番組専門のフードスタイリングをしている方…と様々な面々が訪れてくれました。

みなさんそれぞれの道で活躍されていますが「食の仕事に勤しむ」ということでは心強い仲間です。ますますの発展を期待してお開きにしました。

さて明日のスクールにも見学者が2名来られます。前回のような「その他の訪問者」の予定はありませんので、じっくり授業を見ていただきましょう。

2011.08.05 UT

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F1見学会日01(110723)
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2011年08月04日

BBQガーデン…[Team-F1]459

個人的にバーベキューと言えば「河原か海辺、あるいは山間(やまあい)のロッジの傍でやるもの」との先入観があります。でも最近は東京都などが管理する公園内に専用広場をつくり「食料品も用意するし、全備品も貸し出すから手ぶらでバーベキューできますよ」が謳い文句の施設が増えてきました。昭和記念公園、葛西臨海公園、柏の葉公園、京王多摩川「BBQ-VILLAGE」など。
手ぶらでBBQ(京王多摩川)

[F1誕生秘話]
10年くらい前の五月晴れで暑〜い平日のお台場。クライアントとの打合せを終えて帰社する途中の“ゆりかもめ”から窓外を眺めてました。汗をかきながらスーツ姿で歩いているサラリーマンを横目に、海際の大きな公園でバーベキューをしているファミリーが見えます。「お台場でBBQ?」と驚き直ぐに降車。その公園(潮風公園)に行ってみました。注:その程度で乗っていた電車を突然に降りる私ってよっぽど暇だったんですね(苦笑)。BBQをしている家族に聞くと「ええ、あそこの公園事務所で食料も用意してくれるし、コンロや網や椅子まで貸してくれるんですよ。だから今日は家族でリクレーションもしながら楽しんでます」とのこと。それを聞いてその場から携帯電話であちこちに「来週の水曜日、潮風公園でバーベキューやろうよ。フリーの人達を呼んでさ」と呼びかけました。翌週のその平日5月21日にはカメラマン、デザイナー、管理栄養士、フードコーディネーターの方々が30人前後集まってくれました。ほとんどが初めてお会いする方々。「せっかく知り合ったのに1日限りでお別れは寂しいね」と言い合い[BBQ & 飲み仲間メーリングリスト]を立ち上げて月1回程度の交流会。そんなおつきあいから「仕事でも組みたいね」と現在の[Food Styling Team-F1]が生まれたのです(苦笑)。設立のきっかけ、けっこういい加減(爆笑)。
潮風公園

観光地や避暑地などに行くと昔から民間経営のBBQ施設はありますね。美味しかった記憶や楽しかった思い出がないので滅多に行きませんが、数十人単位での旅行などでは、宴会をする費用に比べれば安く上がるので幹事としてセッティングすることがあります。焼いたり食べたりの場は屋根付きですので、雨が降ってもテンションは下がりますが平気です。そんなバーベキューガーデンの芝生広場にはテーブルと椅子が並んでいて、晴れの夜ならそこでいただくこともできます。営業時間が終わると掲載画像のように雨や露で濡れても自然と乾くように椅子をテーブルに斜めがけにするようですが、夜間の照明で不気味な景観になっていました。まるで映画の中の「ポルターガイスト現象」のよう(恐)。
朝まで一休み

2011.08.04 UT

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2011年08月03日

36面POP…[Team-F1]458

もう数年前になりますが「いままでになかった新しいPOPを作りたい」と思い開発したのが36面の表示スペースを持つ宣伝ツール。発想に際して東急ハンズや家具屋、化粧品店、ファンシーショップなどをそぞろ散策。デパートの照明売り場でオシャレな布のシェードを見つけた時「おっこれはいける!形状をこんな風に変化させ洋紙で製作するとなると…」と頭の中を構造と完成図が交錯しました。

帰社して直ぐに手描きで設計図を起こし手近のコピー紙でダミー作成。何度も何度も試作をつくっては「失敗箇所を修正してまた試作品をつくる」の繰り返し。ある程度、完成形に近づいたら今度は大型の用紙で図面に基づき試作。手作業でスジ押しをしてはカッターで切断し糊代を接着して組立。最後の頃は手にマメが出来ていました。構造が完璧と確信したら次は印刷面に料理のシズル写真を配置したりメッセージ文を載せた絵柄を施しプリント出し。それを組立てては見え方のチェック。「キャッチコピーは横斜めにした方が良い」のか、「やはり縦に配置するのがアイキャッチ的には優れているのか」等の検討をします…まあ「あのときは大変だったなあ」という懐かしさと自慢です。

このPOPは実際に大手菓子メーカーにデザインも含めて提案して採用となり、全国の同メーカーのフランチャイズ店の店頭に飾られました。※掲載画像は試作時のサンプルデザイン。
36面POP(Chate編)


その後、ヨーロッパの家電メーカーにも24面体で提案したのですが、こちらは不採用(苦笑)。せめて道玄坂の小綺麗なショールームに飾って欲しかったんですが。
24面POP(M社編)

2011.08.03 UT

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2011年08月02日

いつも脇役…[Team-F1]457

ゴーヤの葉「ボクはいつだって脇役さ」
  ハーブ「私だってそうよ」

ゴ「君は料理のてっぺんに飾られることもあるじゃないか」
ハ「それでも決して主役じゃないわ」
ゴ「ボクは背景のボヤ〜としたグリーン」
ハ「でも画面全体に色合いをつくるんだからまだましよ」
ゴ「緑ならボクでなくたっていいんだ」
ハ「私なんか『寂しいから何か』のナニか」
いつも脇役(ミント)

ゴ「ボクの出番は夏しかないってのに…くすん」
ハ「一年中『適当にハーブを』な存在」
ゴ「新スタジオで初のベランダ撮影なのにボクはピンボケ」
ハ「撮影が終わったらゴミ箱ポイっ」
いつも脇役(ゴーヤの葉)

ゴ「なんか悲しくなってきたな」
ハ「料理撮影なんて嫌いよ」
ゴ「カメラマンのバカ!」

*初ベランダ撮影をしたカメラマンKTさんに捧ぐ。

2011.08.02 UT

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2011年08月01日

お粥のカレーライス…[Team-F1]456

駅前に出来た新ビルの中の[yuuyoo CAFE北海道]でランチをいただきました。ここは札幌市にある[株式会社ミキコーポレーション]という会社が経営しています。関連会社として[マルセンクリーニング]という会社が表記されていますので、本業で儲かったので通信販売や飲食業にも進出したということなのでしょう。

最初この[YUUYOO]が読めなくてオーダーを取りに来たスタッフに質問。「ゆうよう。ゆったりとした…などの意味をもつ悠揚という言葉からつけられた」とのこと。店自体が2階にありますので木の階段を昇って入店します。50〜60人座れる2階フロアの他、らせん階段を上がると階下が見下ろせる3階フロアになります。
北海道yuuyooCAFE

お客様は圧倒的に女性客。
「なぜ男性客がいない?オシャレな感じがして照れくさいから?」

これはランチが来てわかりました。駅前ということでお値段も安くはありませんが「量が少ない」んです。この量では男性は絶対に足りませんね(笑)。でも繁盛するかも知れません。立地が駅の改札を出たら真正面のビルなんですから。商店街の中に行けば「もっとリーズナブル価格でボリュームもあって味も自分好みの店が」あるかも知れませんが、雨だったり猛暑だったり雪だったりしたら、きっとこの店で待ち合わせするでしょうし。

スープカレーランチ(yuuyooCAFE)
掲載写真は私が注文した[スープカレーランチ(\980)]なんですが、ライスを五穀米とか玄米とかお粥から選べます。「お粥のカレーライス?」と驚き、もちろん注文しました。味は「なるほどねえ」です(笑)。

2011.08.01 UT

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2011年07月31日

撮影の順番…[Team-F1]455

「香盤表をお願いします」と広告代理店やクライアントから要求が。

当ブログを見ている方々は「香盤表とは何か」をご存じのことと思います。とは言え昔、私は知りませんでした。20年前、30年前の撮影現場では使っていなかったような記憶があります。もともとはテレビ局の用語でしょうか。映画だと確か台割り…かな。まあどうでも良いんですが、今では撮影点数が多かったり数日にまたがる場合、この[香盤表]があることが当たり前になりました。

各社各人それぞれ記載の仕方が異なりますが、内容としては「撮影(収録)の順番」と「このカット(シーン)どう撮る(録る)のかのポイント説明」でしょう。10分刻みタイムスケジュールで書く人、「午前に3、午後から5カット、終了は20時頃」みたいにアバウトな人。香盤表作成を担当する方の性格やその企業の仕事への姿勢が窺えてなかなか面白いものです(笑)。私の場合「次のカットはどんな絵柄?」をカメラマン、スタッフ、クライアントが一目で理解できるように、なるべくビジュアルを多用しています。カメラプラン時に作成した画像、或いは求める絵に近いレンタルポジ画像、使用する食器やクロスなどを香盤表に貼り付けています。最後のページにはスタジオ入りする全員の所属と名前。そしてキッチンスタジオの地図や電話番号。参考に以前のものを掲載してみましたが、あらためて見ると「○○さん2時間お出掛け」とか「屋外撮影…雨の場合は室内で」とか「缶も写る」などけっこう細かく書いています・・・う〜ん、性格が出ますね(苦笑)。
香盤表


「撮影の順番をどう決めるか」についても各人、判断が異なると思います。私の場合の順位のつけ方は以下です。
*****
01.照明が同じものを続けて撮る
02.クロスが同じものを続けて撮る
03.簡単な調理と難易度の高い料理は交互に撮る
04.クライアントの見たいカットを立会える時間に入れる
05.A
*****
「Aってなに?」
ええ、時には「01.照明が同じもの」より優先することがあるAがあるんですが、クライアントがこのブログを見ると「えっ!そんなこと考えて順位決めていたの?」と驚かれるので、ここは[秘]で(笑)。

2011.07.31 UT

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2011年07月30日

消しゴムはんこ…[Team-F1]454

山梨県から「ハンドメイドのおしゃれな紙袋」の情報発信をしている[Cafe Flavour]。
http://cafe-flavour.com/

知人から教えてもらいwebサイトを見たのですが、手作りでカラフルな手提げ袋などを製作してはネットショップで販売してる様子。推測するに甲斐市に住む主婦が「結婚して子育ても一段落したので、持って生まれたセンスと器用さを活かして何か出来ないかな」と考え思いついたのが、この手作り作品の販売だったんじゃないかと。

[手作り紙袋]と[消しゴムハンコ]が商品。紙袋も面白いんですが、なんと言っても手作りハンコが可愛い。
はんこ_CafeFlavour

F1スタッフにも好評で、KMは早々と「キリンさん注文しました」とか。うん、このキリンは私も大好きで一押しです。あと[ペンキ塗り立て]も(笑)。
はんこ=キリン

2011.07.30 UT

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2011年07月29日

東日本大震災の後…[Team-F1]453

前にも書きましたが03月11日の大地震の日、新宿区曙町の地下スタジオで撮影していました。幾度もの大揺れにクライアントと共に地上に避難を繰り返しながらの撮影で、終わったのが午前0時前。そこから携帯も繋がらない大渋滞の中、車で靖国街道から甲州街道を通って帰社。着いたのは午前3時をまわっていたでしょうか。1日ひとり事務所にいたスタッフYSが「食器が6〜7個割れてしまいました」と。本人も電車がストップしたため帰れなくなり自社スタジオにお泊まりの羽目になりました。

そんなことはともかく。

次の日から被災地の想像を超えた被害状況のニュースが流れてきます。それは、あまりにも悲しい悲惨な情報でした。そんな中、無意識に頭を駆け巡ったのが、中島みゆきの[時代]でした。何の脈絡もなく、詩の意味も考えることもなく、なぜかこの曲が流れ続けました。

♪そんな時代もあったよねと、いつか話せる日が来るわ。
♪あんな時代もあったねと、きっと笑って話せるわ。
♪たとえ今日は果てしもなく 冷たい雨が降っていても
♪今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩き出すよ

被災された方からすれば、「いつになったって笑ってなんか話せない」かも知れませんが…。でも自分の頭の中にはこの歌が巡り巡ってます、今も。早くこういう日が来ることを願ってますし、自分も些少でも支援を続けていきたいなと思います。

2011.07.29 UT

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時代_徳永英明
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