2012年01月08日

F1-Schoolの忘年会…[Team-F1]527

フードスタイリストを養成するための[F1-School]は昨年の11月に早々と忘年会を催しました。なぜ年の暮れにもなっていないのに開催したのかと言うと、生徒の中には勤務先が食関係のため年末の繁忙期になるととても参加できないという事情があるからです。それでも首都圏在住なら「仕事の関係で1時間遅れて参加しま〜す」なんてのも有りですが、遠い広島から通ってくる生徒もいるのです。過去には大阪や名古屋、茨城県などから通ってきた生徒もいました。そういう遠方の生徒は「ちょっとだけ顔を出します」とか「仕事が終わったら参加」とはいかないわけです。

「じゃあ忘年会が終わったら年末まで飲み会はないんですか?」

まさか!
Food Styling Team-F1が開催しているスクールですよ、飲まない日があるわけないじゃないですか。

10回の授業のうち7回は授業後に[飲みの場]があります(笑)。極端に言うと、この時間帯が一番重要かも知れません。時にはF1スタッフも交えて講師や助講師からの現場の経験談がすごく勉強になるんです。授業では必須のテクを実践的に学び、授業後にギャランティの相場や交渉の仕方を知ったり、実際の現場の空気を感じたり・・・。

「それならいっそ、飲みながら受講というスタイルにしたら?」。

ふむふむ個人的には賛成ですが、責任者という立場からするとさすがにちょっと(苦笑)。

スクール忘年会(111126)

2012.01.08 UT

“フードスタイリスト・フードコーディネーター派遣”
<Food Styling Team-F1>
URL:http://www.fst-f1.jp/
問合せ:info@fst-f1.jp
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2012年01月07日

キューピー工場解体…[Team-F1]526

フードスタイリングチームF1は京王線の仙川駅とつつじヶ丘駅の間にあります。短い坂の途中に位置するのですが、坂を登り切ると大きなキューピー工場に突き当たります。この工場の操業開始は1951年だそうですから、既に還暦を超えたわけです。きっと装備や設備もかなり古くなって不便になっていたのでしょう。昨春から解体工事が始まって暮れにはすっかり解体跡の廃棄物の山になっていました。
キューピー解体(111201)01.jpg

あらためてその広さを眺めると、仙川駅から数分の距離に「こんなに広〜い敷地があったんだな」と驚きます。これから数年かけて新しいビルが建つようですが、本社になるのかまた工場とするのか等の詳細はまだ決まっていないのだとか。一部の建物を残したまま更地は当面の間、近隣住民も利用できる緑地になるそうなので楽しみです。天気の良い日はスタッフやスクール生徒とランチでもしましょう。
キューピー解体03(120108)

2012.01.07 UT

“フードスタイリスト・フードコーディネーター派遣”
<Food Styling Team-F1>
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2012年01月06日

ナプキンワーク…[Team-F1]525

フードスタイリストを養成する[F1-School]では、必須の項目を36回のカリキュラムに分けて一年間で履修する形にしています。1回の授業が2時間半なので単純計算でも90時間ですが、実際にはどうしても授業が延びがちになるので120時間くらいは学んでもらっているかと思います。

それでも全てを教えられるわけではありません。まあそれくらいプロのフードスタイリストになるというのは、覚えること習得することが幅広いとも言えますね。その36科目以外の教えられない教科に[ナプキンワーク]があります。将来ホテルやフレンチレストランのスタイリングを担当した際に、この作業を要求されることもあるでしょう。それで[F1-School]では、別時間帯や別日に助講師の指導で技術をマスターしてもらっています。対象は現役生徒の他に卒業生も自由参加です。

このナプキンワーク以外にも正規外授業としては[ラッピング講座]や[カメラマン講座]、[フォトショップ講座]などを催していますが、実際のところ授業日以外に全員の参加可能日を合わせるのが難しく、なかなか実施できないのが頭の痛いところです。

ナプキンワーク01

ナプキンワーク02

ナプキンワーク03

ナプキンワーク04

2012.01.06 UT

“フードスタイリスト・フードコーディネーター派遣”
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2012年01月05日

こいつぁ春から…[Team-F1]524

F1は昨日から仕事始め。
あれ、この場合の「始め」って、もしかして「初め」って書くのでしょうか?
万一、間違えていましたら各員でご修正いただけますようお願いいたします。

その仕事「はじめ」の昨日の話し。スタッフYSが「年賀で〜す」と持ってきたのが、掲載写真の泡盛。600ミリリットルという通常の容量より小さいボトルですが、表示によるとアルコール度数は「53度」とか。ふぅ、53度なんていかにも旨そうです。年明け早々「こいつぁ春から嬉しい頂き物」。こんな泡盛を割って飲むなんてもったいないんですが、年末年始の暴飲暴食で疲れた胃が強烈なロックに耐えられるか心配です。
瑞泉原酒53度

「わきたつ瑞々しい香り 広がる豊潤な味わい」…ふむふむ、良いのではないでしょうか。そして「代々受け継がれた黒麹による…これから壺古酒づくりをはじめるための親酒として、あるいはそのまま貯蔵して…」って、あれ?直ぐにはいただけないの…かな・・えっ?いつになったら「飲み初め」になるのでしょう。この場合の「はじめ」は「始め」?

2012.01.05 UT

“フードスタイリスト・フードコーディネーター派遣”
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2012年01月04日

今年もよろしくお願い申し上げます…[Team-F1]523


新年 明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

年も明けた昨日の三日、やっと年賀状を作成して真夜中に投函することができました。

「なぜ正月になってから年賀状を書いているの?」

理由は単純です。「本来、年が明けてから書くのが正式だったのでは」と思い、昨年から年明けに書くことにしたからです。「それって大変なんじゃないの?」と思われそうですが、苦労は年内にやろうが明けてからだろうが一緒です(笑)。逆にバタバタしている師走に作成する方が疲れるかも知れません。なぜか正月のテレビ番組が各局とも古いドラマなんかを流しているだけになりましたので、初詣したらあとは何もすることがないのが正月休み(私の場合)。ゆっくりと旧年を振り返りながら、新年への思いをしたためるのもなかなか良いものですよ。今年は送る相手に応じて3種を作成しました。以下の掲載画像はF1バージョンです。

2012年賀状

2012.01.04 UT

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2011年11月29日

京王リトナード…[Team-F1]522

[京王リトナードつつじヶ丘]という名称で“京王線 つつじヶ丘駅”のリニューアル工事が終了。25日(金)がそのリスタート日でした。以前のパン屋、花屋、立ち食い蕎麦屋などから今度はテイクアウト寿司店、ファミレス、ケーキ店、ドラッグストア、修理専門店、書店などが加わりちょっと便利になった感があります。
京王リトナード(2階店舗)

京王リトナードつつじヶ丘
しかし、この[リトナード]って何?と調べてみたら、こんな記述を見つけました。
<Wikipedia>より
リトナード(retnade)とは、スペイン語で若い芽を意味する「retoño」とフランス語で散歩道を意味する「Promenade」を組み合わせた造語。

「若い芽の散歩道?」う〜ん、理解が難しいです。スペイン語とフランス語を組み合わせて日本語化ですか。あえてスペイン語とフランス語を組み合わせたということは、当駅には日本人以外ではこの2国人の利用客がきっと多いんでしょうね。

チラシなどでの告知もあったでしょうが、やっぱり利用客としては待ちに待っていたのでしょう。どのお店も行列が出来てなかなかに賑わっています。オープンを記念するということて抽選会場も出来ていました。
京王リトナード(抽選会場)

私が期待していたのは[蕎麦屋]さん。駅前には沿線で名店と称されるお店もありますが、駅中の飲食店はやはり安早軽(安くて早く食べられて手軽)でないと。だから以前は立ち食い蕎麦屋さんだったのですが、リニューアルしたらけっこうオシャレなお店に変わっていました。全般的に駅前の蕎麦屋さんが減っている時代なので、どういう形であれ復活してくれるのは幸です。変わったのは立ち食い業態ではなく、完全着席業態。それでも価格が200円台からということが変わっていないのは嬉しいですね。
京王リトナード(万葉そば01)

「面白いなあ」と感じたのは以前と比べお年寄り利用者が多いということ。それも年配カップルが。そのお年寄りの方々は食券システムに慣れていないので、券売機の中からメニューを選択してお金を入れてお釣りを取り出し、その券をカウンターに出して交換チップをもらい着席までに時間がかかっています。だから店外には常に行列が出来ていました。開店早々ということでオペレーションも混乱していたかも知れませんが、厨房には7人のスタッフとフロアには2名もいるのにメニューが出来るまで15分〜20分待ち。興味深いのはこの1ヶ月後、3ヶ月後、半年後にこれらお年寄りがまだ客として残っているのか興味があります。
京王リトナード(万葉そば02)

2011.11.29 UT

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2011年11月25日

パノラマ写真…[Team-F1]521

コンパクトデジカメの機能に「パノラマ写真が撮れます」みたいなの、ありませんでしたっけ。あれはどういう仕組みなんでしょうか。何か専用ボタンを押した後、体をクルクルと回しカシャカシャとシャッターを何回か切ったら勝手にカメラが360度の画像を合成してくれるのでしょうか。もしそんなに簡単に出来るのなら、ちょっと欲しい気がします。

フィルム時代から、このパノラマ写真作成には興味を持っていました。しかし実際にプリント紙をハサミで切り貼りしても、うまく繋ぎ合わせられませんでしたね。せいぜい3枚くらいが良いとこだったかと。これって、ほとんどの方が経験したことあるんじゃないですか(笑)。今はカメラはデジタルだし、PCと画像処理ソフトもあるから「素人でも簡単に出来るはず」と考えて挑戦するも、途中で挫折します。フィルムだろうがデジタルだろうが写真の右端、左端が歪んでいるのはどうしようもありませんから。専門ソフトを使用するプロや、器用な人なら可能でしょうけど、不器用な私にはちょっと。

それでも展望の利く景色に出会うと、懲りているはずなのにまたチャレンジしたくなります(笑)。千住のスタッフのご自宅に寄ったら、隅田川を望む眺望が素晴らしい。ベランダの手すりにスマートフォンを載せてカシャカシャ。160度くらいの景色を角度を変えて8枚くらい撮影したでしょうか。
牛田01

牛田02

今回はじっくりと作成に時間をかけましょう。個々の歪みを根気よく修正しながら繋いでいきます。それでも無理な部分が何カ所も出ますが、そんな場所にはごまかしのトーテムポールでも合成写真で建てて・・・いやいやいや、諦めずに丁寧にやります。うん「なんとか様になった」気がしますが、いかがでしょうか。
牛田パノラマ

建物が傾いている?墨田川が見えない?線路が曲がっている?右側が暗い?さらに右下にベランダの手すりが写っているのが可笑しい?そもそも写真が綺麗じゃない?

あのですねえ、器用な方ならちゃんとデジタル一眼レフで三脚も使用して写し、それを高性能のパソコンで処理してすんごい美しい画像に仕上げるんでしょうけど、「不器用な私にはちょっと…」です(苦笑)。

2011.11.25 UT

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2011年11月24日

光に変化をつける…[Team-F1]520

よくご一緒する方は何人かいますが、スポットも入れると年間で100人近いカメラマンさんとお仕事をさせていただいているかも知れません。それぞれ得意分野があったり、表現に強い個性が見られたりするので毎回、非常に楽しく組ませていただいてます。

カメラマン個々の考え方や技術によって撮り方は様々ですが、共通するのは[光のコントロール]かなと。光がなければ対象物が人間の眼にもカメラのレンズにも見えないので、それを浮かび上がらせるための照明が必要となります。「明るいほど綺麗に撮れるのか」とか「全面に照射する方が良いのか」というと、そうでもありません。[陰]や[影]がないと立体感が演出できませんし、綺麗なボケをつくりたい時は露出を開けたいので明るすぎても困ります。

さて今日の本題です。料理には白いものがあります。ご飯とかバニラアイスクリームとか饅頭とかお豆腐など。そこに強い光が当たると、白色が飛んでしまって形も質感もわからなくなってしまいます。だから豆腐や白いお新香などはメインライトから離す位置にセッティングしたりします。でも事情があってどうしてもメインライトは「左斜め後ろで、ご飯茶碗も置いて」となると、ご飯がハレてただの白い物体になります。「ご飯を右手に動かせばいいのでは?」と思う方がいるかも知れませんが、食育の問題からそれはNG。そういう時、丁寧なカメラマンはご飯に当たる照明に工夫をするんですが、その方法は様々です。

照明前のペットボトル
掲載画像はスクール生の[おにぎりのあるスタイリング]の撮影。メインライト前のペットボトルは照明に変化をつけるための道具。決して飲みかけを置き忘れたわけではありません(笑)。この時点はテスト段階ですが、シャッターを切る時には中の飲料も色のついたキャップも取り外して使います。他にトレペ、プチプチ、ティッシュ、薄布etc…と個々カメラマンさんのこれらの工夫が見られるのも実に楽しみです。※画像中、ご飯がメイン料理でない場合は必ずしも上記の手法での撮影を行わないこともあります。また主役や準主役であってもカメラマンによっては、単純照明になることもあります。

2011.11.24 UT

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2011年11月23日

垂れて波紋に…[Team-F1]519

以前、ブログ<チョコレートとエクササイズ…[Team-F1]407>で書いた商品。それが「やっとパッケージ化されて発売になったので、あの時のお礼も含めて記念に1箱お送りします」とのお知らせとともに届きました[Bar-X]。
Bar-x_01

半年前くらいの撮影ですが、よく覚えています。新スタジオ完成後、最初の正式なスチール撮影のお仕事でしたから。また流れ落ちたチョコが綺麗な「波紋」を描くように粘度を調整したり、見せたい色合いに照明が合致するよう何度も照明テストもしましたし。
Bar-X=カメラテスト

パッケージの画像を見ると、あの撮影日が鮮明に浮かびます。クライアントのご担当者お二人様も、祭日にも関わらずお立ち会いいただきありがとうございました。
Bar-x_02

うんやはり旨いです、このバーは。
Bar-x_03

「F1の皆さんからも宣伝をよろしく」とのことですが、登山やキャンプ時のスピード栄養補給に、または災害時の保存食としても優れたものだと思います。お近くのスポーツクラブに行かれた際、ぜひお試しを。

2011.11.23 UT

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2011年11月22日

スタッフのお土産…[Team-F1]518

今朝、裏隣りのSYさんから「柿どう?いいじゃない、食べてよ」と2個いただきました。
柿お裾分け(111122-関谷さん)

数日前はやはり左隣りのINさんから「ご無沙汰していて…」とラフランスなどを、斜め向かいのYZさんからは西瓜や榮太郎の菓子類をよくもらいます(笑)。お裾分けってやつなんでしょうけど、ご近所の皆さんありがとうございます。

生徒もよくお土産や人気のスイーツを持ってきます。酒好きなチーフのTFに、スタッフ達も高〜い焼酎やワインを買ってきてくれます(笑)。そんなこんなで、ホントにもう皆さんに感謝、感謝です。

で掲載した画像のお酒は[泡盛]なんですが、スタッフのYSが「どうぞ飲んでくたさい」と私に。TFには別の酒をプレゼント。毎日に近いくらい顔を合わせているのに「何を今更」な感もありますが、実は先日、車の自損事故を起こしたことを心にとがめている様子(笑)。業務上のことなのでもちろん修理代は車輌保険を適用したのですが、当事者としては「せめてお詫びの気持ちを」と思ったらしいのです。

名前のない泡盛なんて始めて見ました。う〜ん、高そうでとっても美味しそう。今度、本人がいる時に封を開けて一緒に楽しみましょう。

将文土産(111118)

2011.11.22 UT

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2011年11月21日

落ちました…[Team-F1]517

久々のTFです。
落ちました。
土曜日の剣道五段への昇段試験。
もう何度、挑戦し続けているのだろう。
四段までは割とスイスイ進んできたのだが。

劍の道は果てなく遠く険しい。
う〜む、でもめげない。

「ダメ」と思ったら、そこでストップ。
「出来る、やれる」と思うから前に進める。
必ず進む。

五段試験会場(111119)

2011.11.21 TF

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2011年11月20日

モウモウは楽…[Team-F1]516

昨日「カップの湯気に照明をどう当てるか」と書きましたが、これはより確実に効果的に短時間で[湯気を捉える]ための経験上からの提案。半数以上のカメラマンさんはわさわざ湯気用の照明をセットしない方が多いかも知れません。室温を下げるとか、フードスタイリストがベストなタイミングで熱々を置けたりすれば簡単に撮れることもありますので。

背景の明暗、料理の熱々度、適正な室温と空気の停止具合、照明位置、シャッタースピード、シヤッタータイミングが複雑に絡み合って「撮れる」か「撮れない」かが決まります。この[シャッタータイミング]も、慣れたカメラマンでないと外すこと多々。若い不慣れな方には「湯気や煙はファインダーを覗いては難しい。カメラの外からスタイリストの手元、空気の状態、そして湯気の拡散状態を目視しながら次の形を予測してシャッターを切って」とアドバイスしています。そして私たちフードスタイリストにとっても、ノウハウと何十回も繰り返す手間と時間を要求される[湯気演出]です。

ただ「湯気の見せ方だけで撮影時間に15分〜20分もかけるくらいなら、デザイナーかレタッチャーが合成しますからけっこうです」とディレクターに言われることがあります。そんな時は「あらららら…」と肩すかしを喰らいますが(苦笑)、[タイムイズマネー]で時間がかかることは経費増大に繋がりますから、こんな判断もまあ仕方ないことです。

しかし楽に撮れる料理シーンもあります。「実際に火にかけたのをカシャカシャ撮って、その中から良いのを選ぶ」という場合の、ステーキや野菜炒めのジュージューとか鍋グツグツなど。その場合「カットした面から肉汁がここまでしたたり落ちるのを…」とか「売りは○○野菜なのでシャキッとしていながら他のグツグツ感と手前にラードの溜まりも見せて」などのご要望には応えられませんが。

湯気=ステーキ

2011.11.20 UT

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2011年11月19日

湯気の撮影…[Team-F1]515

「カップや味噌汁から立ちのぼる湯気を撮る時、照明はどうするか」

などと書いておきながら無責任な言い方になりますが、私には正解はわかりません。と言うのもカメラマンによって考え方や、やり方が異なるからです。

これは照明の位置だけの話しではなく、シャッタースピードの設定値についてもカメラマン個々、それぞれなんです。ネットで見ても「スローシャッターが良い。理由は…」という方もいれば、「早くないと!」という人もいます。私の経験から言うと、遅いと時間とともに流れて形が崩れてしまうので、スローより高速の方がよく写る気がします。そうすると当然、自然光ではなくストロボ撮影ということになります。しかし「カチッ」と湯気の形を残すのではなく、蓋を開けたセイロから「モウモウ」と立ちのぼる雰囲気を狙うなら、スローシャッターの方が良いかも知れませんね。湯気を本物ではなく道具で演出するなら、その種類によっても変わってきます。例えば煙草だと濃すぎ&細いので、拡散したくらいが良い形になるからスローにして、ヤカンからホースで送り込む場合は・・・あああ、湯気ひとつでもシャッタースピード設定がこんなに難しいんです(苦笑)。

で、今日のテーマの「どの位置から湯気に照明を当てるか」について、これも申し訳ありませんが玉虫色の答えとなります。「特に湯気用の照明なんかセットしないよ」の方もいるし、「後方から当てる。その方がレンズにくっきりと」という人もいるし、「メインの反対側に小ストロボを」なカメラマンも。掲載画像はF1フードスタイリスト養成スクールの[湯気のスタイリング授業]時の照明。これは私の提案で真横からスポット風にサブのストロボ光を湯気に当ててもらいました。
カップの湯気=スポットライト

結果が下の画像ですが「では真後ろからとかカメラ側から照射したらダメなのか」は試していません。なぜかと言うと、我々はフードスタイリスト集団であって「撮る側のプロ」ではないからです。「それならこんなテーマを書くなよ」と叱られそうですが、少しでもカメラマンさんの参考となるよう、日頃から様々なテスト撮影もしているということを言いた…うん?余計な押しつけかも(笑)。
カップの湯気=完成

2011.11.19 UT

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2011年11月18日

23回忌コンサート…[Team-F1]514

出演者の中にはコンサート内での“料理コーナー”を[Team-F1]がお手伝いしたアーティストもいますが、そんなこととは全く関係なく知人から突然「明日つきあって」と誘われて、よく分からずに同行した東京ドーム・コンサート。

イベント名は[美空ひばりメモリアルコンサート だいじょうぶ,日本!]。
美空ひばりメモリアルコンサート01

司会は徳光和夫に藤原紀香。出演者が五木ひろし、AKB48、EXILE、岡林信康、郷ひろみ、倖田來未、小林幸子、近藤真彦、氷川きよし、平井 堅、平原綾香、藤井フミヤ、HEATWAVE、ミッツ・マングローブ、AI、雪村いづみ、ゆず、Hey! Say! JUMP、中村めい子、船村 徹…こんな、ジャンルも所属事務所も異なるアーティストをコラボをさせるなんて、美空ひばりって亡くなってもビッグなんですね。
美空ひばりメモリアルコンサート02

当日は冷たい秋雨の降る日でしたが満員に近いファンで埋まり、大盛況の4時間でした。まさか自分が客席側で[AKB48]や[平成ジャンプ]のグループを生で見るとは思いもしませんでした。事前に「彼等も出る」と聞いていたら、世代が違いすぎる私はきっと断ったと思いますもの(苦笑)。

ステージに立つ歌手なんか豆粒より小さく見えるのに、熱烈なファンは「キヨシ、キヨシッ!」とか「キャ〜」とか「ワォ〜」とか…ああ「だいじょうぶ?日本!」と将来が心配になります(笑)。
美空ひばりメモリアルコンサート03(111110)

2011.11.18 UT

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2011年11月17日

落ち葉…[Team-F1]513

落ち葉が凄いんです。
落ち葉04

そういう季節なんだから当たり前ですが、以前の一戸建て事務所やその前のマンション事務所では、こんなことありませんでした。現在の事務所の真ん前が[竹林]になっていて、大きな木々もありその葉っぱが落ちてくるのです。近所のお宅では雨樋(あまどい)にこの落ち葉類が溜まってしまい、水捌けが悪くなったり詰まって壊れたりしています。だから建築段階から「雨樋は塞ぐ形式を考えてね」とは大工さんにお願いしていました。本格的な密閉式の雨樋はかなり高価だということで、現場監督がホームセンターでいろいろと探してくれた網型のネットを取り付けてもらえました。
落ち葉と雨樋

しかし表玄関の前に溜まる落ち葉は人が掃き清めるしかありません。これがなかなか大変。掃いても掃いても数日ですぐに溜まってしまいます。昨日も掃き集める最中にハラハラと落ちてくる落ち葉。「ああ早く真冬にならないかなあ」と思うこの頃です。
落ち葉02

2011.11.17 UT

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2011年11月13日

生徒のおみやげ[3]…[Team-F1]512

「はい、中国・四国版です」とF1フードスタイリングスクールの生徒HTさんから、いただいたのがコレ。
BIG大人のふりかけ、中四国限定茶づけ

ははん、数日前のブログで紹介した<生徒のおみやげ[2]…[Team-F1]510>の西日本バージョンではありませんか。最初、目にしたとき「東日本復興支援のために作られた商品なんだな」と思っていましたけど、もしかすると私の勘違いで全国的にあるのかも知れませんね。

 私「これF1ブログを読んで、広島にもありますよって購入してきたの?」
HT「はあ?いえ前回の授業時にOYさんが持ってきたからですよ」
 私「ブログは読んだ?」
HT「いいえ、見ていません」
 私「あの、他のみんなはブログ読んでる?」
全員「いいえ」

ふむむむ、そうですか。まあ良いんですけど。みなさん忙しいでしょうから、読んでなくってかまわないんですけど。関係者が読んでいないのに、この読者数ってホントにどなたなんでしょう。

2011.11.13 UT

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2011年11月10日

凄いモノGET…[Team-F1]511

昨秋、携帯電話をスマートフォンに代えてから使い勝手が悪くなりすぎたので携帯メールをやめました。PCのドメイン(メールアドレス)を5種ほど入れたので、プライベートメールでもF1業務でも他仕事問い合わせでも問題なく振り分けられて対応できています。仕事関係者、友人知人には「もう携帯メールは使っていません」とお知らせしたのにも関わらず時々、携帯宛にメールが送られてきている様子。

半年前、何気に携帯メールをチェックしたら知人のIHさんから「凄いモノGETしました。わかる?」と写真が添付で送られていました。
ナナちゃん人形カップ(by石原寛子)

なんかコーヒーカップのようなものですが、「凄いモノ」というだけでは、まったく私にはさっぱりです(笑)。話題のオシャレなカフェなのでしょうか。わからないまま、その後なにも言って来ないので忘れ去っていたのですが、ふと思い出してカップに書かれた文字を頼りに調べてみたら、チョコ菓子が入ってる商品のようです。そして足を広げた人の形のイラストは、あの名古屋名物の[ナナちゃん人形]とのこと。

あああぁぁぁ、なるほど!

そう言えばIHさんとは10数年前に名古屋でのお仕事の際に知り合ったのでした。当時、彼女は神奈川在住だったのですが、私の仕事のために数ヶ月間も名古屋に常駐して、ディレクターやキャンペーンMCを担当してくれたのです。お互い関東人なので、この巨大マネキンの[ナナちゃん人形]のことをまったく知らなかったため、始めて見た時は非常な衝撃を受けました。名古屋駅の繁華な舗道に、天井に到るほどの高さで「いきなり立っている」んですから、「この細い2本の柱はなんだろ?」と見上げてビックリです(笑)。ちょうど衣替えのタイミングだったのか、ボディはスッポンポンで頭はスキンベッド。とても小っ恥ずかしくて股の下をくぐり抜けられませんでした。

へぇ〜、スイス生まれなんですね。身長が6.1メートルの、こんな痩せたお体なのに体重は600Kg。それにしてもインパクト大です。うん、確かにあの「驚かされたナナちゃん人形にまつわるもの」なら、我々にとっては「凄いモノGETしました」です(笑)。
ナナちゃん人形

2011.11.10 UT

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2011年11月09日

生徒のおみやげ[2]…[Team-F1]510

こちらは福島県いわき市出身の生徒OYさんのお土産[大人のふりかけ(ビッグ)]と[東北限定 茶づけ(ビッグ)]。
いわき市土産(太内)

「今年、厄年なので郷里の両親と一緒に地元の神社で厄払いをしてきました」とか。現在は料理研究家でありフードスタイリングを学ぶ身ですが、元々はコンピュータのSE。そんな最先端業務を仕事としていた彼が厄年を気にするのが可笑しいのですが、まあ「人生の節目に気持ちを新たに」という心がけは「良し」ですよね。

中身は[ずんだ味]、[前沢牛]、[牛タン]、[ほたて]のふりかけ。そして[牛タン]に[ほたて]の茶づけ。う〜ん、どんな味がするんでしょうねえ(笑)。炊きたてのご飯で是非、味わってみたいものです。
大人のふりかけ&茶漬(5種)

2011.11.09 UT

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2011年11月08日

生徒のおみやげ[1]…[Team-F1]509

F1フードスタイリングスクールの生徒OKさんから「福岡の両親が上京してきて地元の和菓子を持ってきたので」とお土産にいただいた[山田饅頭]。
山田饅頭(福岡県)

「大したもんじゃありませんから。崩れて残った菓子でつくったものだったはずなので。まあ地元では名物品なんですけど」と妙に謙遜して手渡してくれました(笑)。

確かに包装とかも「いかにも昔ながらの和菓子」という感じです。ネーミングも一切ひねってなくて素直だから、きっと味も素朴な懐かしいものかも知れないと思いました。

せっかくなので早速いただきました[山田饅頭]。
「おお!中のあんこも美味しいし、なんと言っても底の外皮のカリカリ感が凄く旨い!」
この菓子、近くで売っていたら[手土産]として活用するんですけど、福岡なのが残念です。

この和菓子屋さんのwebページを見ると「おお〜素朴」の一語。いきなり単色の山水画に和歌なんですねえ。
“小富士 帝王山
 やさしい帝王と夫婦傘
  二人ほんのり雪化粧”

山田饅頭
〒821-0012 福岡県嘉麻市上山田1405の1
TEL:0948-52-0059 FAX:0948-52-0225
山田饅頭HP

2011.11.08 UT

“フードスタイリスト・フードコーディネーター派遣”
<Food Styling Team-F1>
URL:http://www.fst-f1.jp/
問合せ:info@fst-f1.jp
posted by F1 at 09:00| フードスタイリスト

2011年11月07日

自損事故…[Team-F1]508

スタッフYSがやっちまいました。7月に買い換えたばかりのワンボックスカー。カメラマンが先に駐車場に入れていたので、横付けされていたのですが「それじゃ他の車の邪魔だから、もう少しバックしておいて」と指示したら、私が出掛けている間に事務所の柱に「ド〜ン」と。

リアガラスが全体的にひび割れてボロボロと落ちそうになっているし、後ろのドアもバンパーもへこんで開閉ができなくなっているし・・・涙。
自損事故(111020)

自損事故(111020)

本人曰く「いいえバックギアで後進したんじゃありません。ニュートラルで流れてぶつかったんです。本当です」と言うのですが、いくら坂道とは言えここまで損壊しているのに、単に流れてぶつかっただけなんてびっくりです。もっと驚いたのは車輌がこんなにメチャなのに、柱は何にも傷ついてないのです。「凄いぞ、花崗岩!」です(苦笑)。

後ろのドアが開かなきゃ仕事になりませんから、購入店に修理依頼で持ち込みました。それが先月の23日(日)で今日は11月07日(月)。なのにまだ修理から戻ってきていません。正式な見積も届いていません。保険会社からの見積は40万何某かとFAXが届いているのに、修理工場からは[修理費用]も「直るであろう日」もまた正式には…。代車も「先月は事故が多くて全代車が出回ってしまっていて」とこれも無し状態(涙)。

「ああYSに運転を頼むんじゃなかったな」、「こんな修理工場に依頼しなきゃ良かった」と思っても今更です。

2011.11.07 UT

“フードスタイリスト・フードコーディネーター派遣”
<Food Styling Team-F1>
URL:http://www.fst-f1.jp/
問合せ:info@fst-f1.jp
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2011年11月04日

不完全なスタジオ…[Team-F1]507

F1では料理撮影ができるよう2階にスタジオを設計し昨10月から建設にかかり、この4月に完成しました。お陰様で移転前の事務所に比べ、スタジオ使用率が何倍にもあがりました。今週は火曜日にスチールの撮影があり、昨日は祭日にもかかわらずムービーの撮影が行われました。そして土曜日はフードスタイリスト養成スクールで使用、日曜にまたスチール撮影の予定が入っています。

私たちにとって撮影が自社スタジオだと大きなメリットがあります。それは食器の梱包と移動の問題です。20〜30メニューの撮影では用意する食器の数はレンタル分も含め80〜150くらいになります。外のキッチンスタジオでの撮影だと、前日にそれを一個づつエアキャップで包む梱包作業と車輌への積み込み、翌朝にスタジオに搬入しそこで今度は梱包を解く作業、終了後にまた一個づつ梱包して車輌に積み事務所に戻ってそれらの梱包を解き食器棚に。自社スタジオだとそんな作業が無くなるので時間の効率化が図れるのです。

ただ「どのスタジオで撮るか」を決めるのは依頼社なので、どうしてもF1スタジオでやって欲しいとは思っていません。カメラマン側からすると「設備が整っているスタジオが好もしい」と望まれるでしょうし、代理店担当者は「立会の人数から考えるともっと大きなスタジオで」と判断されるかもです。

<キッチンスタジオ様へ>
F1スタジオは私たちが「使い易いように」、「動きやすいように」設計したもの。だから撮影に関する設備はほとんど整っていません。集合写真などに必要な広さも不十分だと思います。使用時間にも制限をしています。スタジオだけの貸し出しも行っていません。だから貴スタジオと競合することはないと確信しています。だからこれまで通り、お仕事の紹介をいただけたら幸いです(笑)。

[F1スタジオ]
http://www.fst-f1.jp/business/studio.html
F!スタジオで炭商品撮影(Yoshiaki)

2011.11.04 UT

“フードスタイリスト・フードコーディネーター派遣”
<Food Styling Team-F1>
URL:http://www.fst-f1.jp/
問合せ:info@fst-f1.jp
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2011年11月03日

ネパール料理店…[Team-F1]506

気が付かない間に、つつじヶ丘駅方面にネパール料理店が開店していました。「駅近くの交差点角の2軒目ビルの2階に…」なんて書き方をしたことからもおわかりのように、ちょっと分かりづらい場所に出来ていました。[Nepali Chulo]というのが店名。[ネパーリ チューロ]と読むのでしょうか。料理自体は地理的位置から推察できるようにベトナム、タイ、インドなどと似通っています。しかし各国からすれば「冗談じゃない、まったく違うよ」とか「○○○料理は我が国が発祥ね」とお叱りをいただくかも知れません(苦笑)。




当駅周辺には夏に[大分県料理・ウラニワ]が開店しましたし、以前からタイ料理店や沖縄料理2店もあります。私が知らないだけで、他にも特定の都道府県専門料理屋や各国料理店があるかも知れません。「新興のA駅には47都道府県の店があり、隣のB駅には主だった各国料理店がある」なんてことだと面白いですね。その日の気分で「今日は秋田県を喰らうか」とか「さて今日はどこのラーメンにしようか。北海道かな、いやいや博多のコッテリも良いか」とか「今夜は東北一周だあ」なんて数軒はしごする猛者も出たりして(笑)。

NepaliChulo03

2011.11.03 UT

“フードスタイリスト・フードコーディネーター派遣”
<Food Styling Team-F1>
URL:http://www.fst-f1.jp/
問合せ:info@fst-f1.jp
posted by F1 at 09:44| フードスタイリスト

2011年10月22日

視覚からの効果…[Team-F1]505

画像を整理していたら、昨年暮れに祖師谷公園で[F1-School・屋外授業]した際のものが目に留まりました。わずか2ヶ月前の盛夏の頃なら、この画像はきっと見たくありませんでしたね(苦笑)。それが朝夕の冷え込みを感じる昨日今日だと妙に好ましく感じます。

コンサルタント会社勤務の頃、そこの社長が「視覚から入る情報は8x%、耳からは1x%、つまり広告をする時は文字や音よりもビジュアルに重きを…」みたいなことを言ってましたっけ。確かにそんな気もします。望んでなくても自然と目に入ってくるものって何度も繰り返されると、無意識に刷り込まれてしまいます。逆にラジオや書物って、それからの情報だけでは理解するのには不十分なので、自然と想像力を働かせたり記憶の引き出しを開けたり…だから知識の習得や創造作業にはこちらが適しているかも知れません。

フード撮影では、この視覚効果を最大限に活かすための努力をしています。秋は秋らしく、朝は朝らしく、屋外ならそう感じさせるように、女性向けならターゲットの感性に響くようなカメラテクニックとスタイリングを。画像を見ると「あら美味しそう。これ2つくださいな」とか「ちょうど食べたかったかも。注文しちゃおう」と購入や問い合わせなどの行動に導くのです。

冬らしい枯れた芝生が広がるのどかな昼下がり公園のベンチ。新聞紙を敷いて焼きたての焼き芋を置いたら、湯気が上っていくのが見える・・・みたいなシチュエーション設定。ベンチの下に湯気出しの道具をセッティングしたのですが、ベンチの板間の隙間と、新聞紙の穴を開ける位置に計算違いがあったため、まるでマフラーから湯気が出ているかのよう(笑)。
マフラーから湯気が

2011.10.22 UT

“フードスタイリスト・フードコーディネーター派遣”
<Food Styling Team-F1>
URL:http://www.fst-f1.jp/
問合せ:info@fst-f1.jp
posted by F1 at 12:39| フードスタイリスト

2011年10月18日

季節の和菓子…[Team-F1]504


まだ衣替えをしていないため未だに半袖姿の私ですが、朝夕はすっかり秋の風情。量販店の品揃えでも梨がいつのまにか片隅に追いやられ、柿が主役になっています。和菓子のコーナーで[大福]が売られていたのですが、その出来映えに惹かれつい購入してしまいました。

季節の和菓子[栗大福 柿大福]3ヶ入\567
栗大福,柿大福

製造元<嵯峨野 竹路庵>のwebサイトを見ると秋季限定品のようで、柿大福は「上に本物の柿のへたをのせました」とあり、栗大福は「やわらかく炊き上げた極軟栗が丸ごとひとつ入っています」と説明されています。甘みもしつこくなく皮のもっちり感も上品に仕上がっていて、けっこうなお味でした。
<嵯峨野 竹路庵>
栗大福,柿大福(嵯峨野 竹路庵HP)

確か10数年前の量販店でのコーナー化をきっかけに、和菓子のブームが始まりましたよね。どんどん洋菓子に押され、子供達には不人気だった和菓子。街の中の和菓子屋さんも減っていった気がしますが、甘みを抑えて大人向けの高級スイーツに仕立て上げたことと、日本人独特の丁寧で繊細な表現が見直され、今ではすっかり定着した感があります。当時「ぜったいに一過性のブーム。もう日本人は日本酒を飲まなくなるし、和菓子も衰退の一途をたどるんだろう」と思っていた私の予想は、幸いにもはずれました。

2011.10.18 UT

“フードスタイリスト・フードコーディネーター派遣”
<Food Styling Team-F1>
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問合せ:info@fst-f1.jp
posted by F1 at 10:40| フードスタイリスト

2011年10月17日

台湾銘菓…[Team-F1]503

そろそろ台湾の旅も終わりにしましょう。

掲載画像は高雄の新幹線ホームで見かけた大きなスイーツポスターです。エスカレーターを昇る人々が、反対側を降りていく巨大スイーツ群に驚いているという図柄。ここまで飛んだデザインだと、いつもF1が担当する[美味しそうに]とか[シズル]とか[食材の肌理の表現]とは関係ありませんね。もちろんスイーツ部分は合成でしょうけど、本当にこのサイズのものを発泡スチロールやシリコン材で作って撮ったのなら面白いかも。有名デパートのエスカレーター1基を止めてディスプレイしてみたらさぞや話題になるでしょうね。
台湾のスイーツ広告ポスター

エスカレーターではありませんが、YouTubeで[歩く歩道パフォーマンス]が流行っているのをご存じですか。主にヨーロッパの若者達がアイデアを持ち寄っては秘かに収録しユーチューブにアップしているようです。お時間があれば下記をクリックしてご覧ください。
rowing in airport
Airport Rowing
HUMAN BICYCLE IN AIRPORT TO STONER MUSIC !

「お土産にはパイナップルケーキが人気よ」と聞いていたので、台北桃園空港でパイナップルを始め他フルーツ味や茶のケーキ5箱を買いました。女店員から「あとひとつ、計6箱買ったら一箱おまけしますよ」と言われたのですが、こんな重い物をあと2箱もプラスするなんて非力な私には考えられません。丁重にお断りして帰国。さっそく周囲に配ったのですが、味の評価はいまいち(苦笑)。もしかすると菓子メーカーを間違えたのかも知れませんが、いずれにしてもわずかな欲に駆られて追加購入しなくて良かったなとホッとしています。
台湾銘菓(パイナップルケーキ)

2011.10.17 UT

“フードスタイリスト・フードコーディネーター派遣”
<Food Styling Team-F1>
URL:http://www.fst-f1.jp/
問合せ:info@fst-f1.jp
posted by F1 at 09:00| フードスタイリスト