その局のスタジオは1階にあります。しかしキッチンとか消えもの室がありません。仕方無いのでその1階ロビー内に会議用テーブルを並べて作業することになります。まあよくあるパターンなので特に驚くことでもありません。水場が2階なのがちょっと困るのですが、そこは代理店スタッフやテレビ局ADさんも手伝ってくれると言うことなので。
スタジオの扉は「引いて開く」式。何度か同番組を手がけてきたという制作会社のスタッフ全員「まず押す」をして失敗しています(笑)。リハーサルをしたはずのメーカーの方々も「まず押して」失敗します。一番おかしかったのは当テレビ局の担当ディレクターさんなんですが、自社でありそれこそ年中開け閉めしているだろうに「押して失敗」(爆笑)。私も最初は「つい押して」しまいましたが、二度目からは間違わないんですけど。
食材を切ったり加工したりするのは、やはり水場がある2階の給湯室になるんですが、調理をするという設計になっていないので換気扇がありません。あるのは火災感知器だけ。だからヘタに熱や煙を出すとサイレンが鳴って隣にある消防署から何台もの消防自動車が駆けつける羽目になります。よって処置として掲載画像のような大型扇風機をドア外に向けて回し続けるということに。この方法、どうも慣れているらしく通りかかる局員さんで「えっ?」と驚く方はいませんでしたね(笑)。
2012.03.08 UT
“フードスタイリスト・フードコーディネーター派遣”
<Food Styling Team-F1>
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問合せ:info@fst-f1.jp