2011年11月24日

光に変化をつける…[Team-F1]520

よくご一緒する方は何人かいますが、スポットも入れると年間で100人近いカメラマンさんとお仕事をさせていただいているかも知れません。それぞれ得意分野があったり、表現に強い個性が見られたりするので毎回、非常に楽しく組ませていただいてます。

カメラマン個々の考え方や技術によって撮り方は様々ですが、共通するのは[光のコントロール]かなと。光がなければ対象物が人間の眼にもカメラのレンズにも見えないので、それを浮かび上がらせるための照明が必要となります。「明るいほど綺麗に撮れるのか」とか「全面に照射する方が良いのか」というと、そうでもありません。[陰]や[影]がないと立体感が演出できませんし、綺麗なボケをつくりたい時は露出を開けたいので明るすぎても困ります。

さて今日の本題です。料理には白いものがあります。ご飯とかバニラアイスクリームとか饅頭とかお豆腐など。そこに強い光が当たると、白色が飛んでしまって形も質感もわからなくなってしまいます。だから豆腐や白いお新香などはメインライトから離す位置にセッティングしたりします。でも事情があってどうしてもメインライトは「左斜め後ろで、ご飯茶碗も置いて」となると、ご飯がハレてただの白い物体になります。「ご飯を右手に動かせばいいのでは?」と思う方がいるかも知れませんが、食育の問題からそれはNG。そういう時、丁寧なカメラマンはご飯に当たる照明に工夫をするんですが、その方法は様々です。

照明前のペットボトル
掲載画像はスクール生の[おにぎりのあるスタイリング]の撮影。メインライト前のペットボトルは照明に変化をつけるための道具。決して飲みかけを置き忘れたわけではありません(笑)。この時点はテスト段階ですが、シャッターを切る時には中の飲料も色のついたキャップも取り外して使います。他にトレペ、プチプチ、ティッシュ、薄布etc…と個々カメラマンさんのこれらの工夫が見られるのも実に楽しみです。※画像中、ご飯がメイン料理でない場合は必ずしも上記の手法での撮影を行わないこともあります。また主役や準主役であってもカメラマンによっては、単純照明になることもあります。

2011.11.24 UT

“フードスタイリスト・フードコーディネーター派遣”
<Food Styling Team-F1>
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問合せ:info@fst-f1.jp
posted by F1 at 14:48| フードスタイリスト