2011年05月05日

主役はだれ?…[Team-F1]390

GW中のランチ。近所の寿司屋さんに行った時の話し。

高級店ではないけど、内装もしっかりと「清潔な寿司屋」さんらしく造作されているので日頃から主婦や家族連れなどの他、接待などにも使われている割と人気のお店。味も価格もまあ及第点です。

数週間ぶりに行ったら、メニュー表が新しくなっていました。寿司専門店だからといって、寿司だけのセットでは郊外の住宅地にある店舗では来店客が限られてしまいますので、握りやチラシだけではなく「焼き魚ランチ」や「そばセット」なども増やしている様子。メニュー表も手作りのようですがちゃんと作成されています。

当方の職業柄、気になったのが撮影する際の各料理の配置。握りのセットで蓋をしたままのみそ汁や茶碗蒸し、空の醤油皿が手前になり、肝心の寿司が後方になっているところ。この店にとって「売りは新鮮な寿司」だと思うのですが、それが後ろに脇役として位置しているのです。「いやお客さんは殆どが固定客だからさ、もううちの寿司の美味さは充分にわかってもらっている。だから、セットには茶碗蒸しがついたりみそ汁もつくんだぞ、お得だぞというのをアビールしたいと思ってさ」との反論があるかも知れませんね。でも、それにしては茶碗蒸しやみそ汁に蓋がしたままというのは解せません(苦笑)。

我々の業界でも「撮影する際の料理の配置としては何が正解か」というのはありません。考え方として「やはり食べる人から見た配置を撮影するのが常識でしょう」というのが多いのは事実。とするとこの寿司屋さんの撮り方は間違ってないかも知れませんし、宅配弁当屋さんのチラシ写真「真っ白なだけのご飯がど〜んと手前に来て総菜などは後方」も正しいのかも。でもメニュー写真や販促料理写真は「買いたい」とか「食べたい」と思わせることが目的だとしたら、「売りもの」や「差別化品」をメインにすべきかと。

まあ、あまり上手に撮られると私たちのお仕事が減ってしまいますから、このくらいで良しとしましょ(笑)。しかしせめて椀の蓋はとってもらいたかったですね。

2011.05.05 UT

“フードスタイリスト・フードコーディネーター派遣”
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主役は誰?
posted by F1 at 10:18| フードスタイリスト