2010年05月11日

データベースがあれば… [Team-F1]340

昨年の夏、国内の数百カ所店舗で女性向けビジネスを展開している企業から問合せがありました。これまでに獲得した会員相手に「新規事業として料理教室を展開したいのでフォローしてもらえないか」という内容。ジャンル毎のレシピを考案する、講師候補を指導育成する、実施マニュアルを作成する等、業務自体に問題はないのですが、時間があまりにも迫っていることとギャラの面で折り合いがつかずお受けできませんでした。

しかし、この「データベースを活かした事業を立ち上げる」ことが出来るとは羨ましい限りです。もちろんビジネス毎にそれ相当の技術やノウハウが必要なので単純でないことはわかってます。しかしターゲットが同じ若い女性層、個々の志向も把握しているとなれば、全くの新規市場に「1」から参入するのとは異なり、明らかに優位であることは間違いありません。起業したことのある方ならご存じでしょうけど、自社品に適した見込客を開拓するためには初期に莫大な広告宣伝費や販促費がかかります。数千万から数億円の予算をつぎ込んで成功したとしても獲得数はまだ数万人。さらに増やすためには、それ以後も宣伝費をかけ続けなければなりません。だからスタート時点で数十万人から数百万人の顧客データベースがあると非常に成功する確率が高くなるというわけです。顧客名簿に沿ってダイレクトメールを郵送する昔と違い、今の若い女性のほとんどがメール所有者ですから告知や受付にもほとんど費用がかからないこともグッドですよね。あとは中身や設定金額を大きく誤らなければ失敗する心配はありません。

ただこの問い合わせてきた企業。問合せから10ヶ月経ったいまもwebを見る限り、スタートしていない模様。確か昨夏「今年の09月には1号店を出します」と言っていたのですが、何か大きな問題が発生したのでしょうか。もしかするとビジネスには「コアターゲットのデータベースを持ち、豊富な資金もあり、十分な選任担当者を配置」しても先に進めない難しい要素があるのでしょうか。

2010.05.11 UT

“フードスタイリスト・フードコーディネーター派遣”
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会員数グラフ
posted by F1 at 13:23| フードスタイリスト