2010年04月19日

高原のイメージで撮る… [Team-F1]_Vol.324

自然光が入ってくる南向きの窓辺で撮りたい。
真夏の太陽直下の河畔でバーベキューしているシーンにしたい。

などと室外でのシチュエーションを欲する時も多々ありますが、他のカットや予算・時間を考えると難しいことがあります。まあ大抵は「不可」ですね(苦笑)。だからスタジオ内で照明をHMIに換えたり、カメラ側の色温度を調整したりしています。フィルム時代なら特殊鏡面を使ってレンタルポジ画像と商品を重ねて撮ったり、2重露光という方法で商品と風景を別撮りするやり方もありました。しかしデジタル時代になったら、そんなアナログ的なことが逆にできなくなってしまいました。そんな面倒な操作よりPC上で画像処理する方がより簡単です。それでも、擬似でもやはりリアル感を求めて、スタジオで以下の方法で撮影することがあります。掲載した画像例は「高原の別荘のテラスで森林を向こうに眺めながらワインを楽しむ」という設定です。背景の高原写真はレンタルポジ画像を大型インクジェットで出力。それとワインとカメラの位置関係を実際にファインダーで探し、自然に見える距離に。そしてボケ具合も調整。

「別にそんなに凝ってもそこまで見る人はいないわよ」
「PCで同じことができるのに無駄な作業」

まあそう思う方も多いでしょうから、「できる限り嘘の写真は撮りたくない・見せたくない。嘘でも最小限の範囲で…」とこだわる私たち制作側の姿勢は単なる自己満足、マスターベーションなのかも知れませんけど。

2010.04.19 TU

“フードスタイリスト・フードコーディネーター派遣”
<Food Styling Team-F1>
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高原風に撮る.jpg
posted by F1 at 09:31| フードスタイリスト