2011年09月29日

スクールページ更新…[Team-F1]494

先週「入校したいのですが間に合いますか」とお問い合せが来ました。8月末には新入生を決定していたので「申し訳ありませんが既に締め切らせていただきました。来年4月入校をご検討ください」と返事のメールを出しました。この方が応募してきた原因は「あっwebページを見たらまだ募集しているみたい」と思った模様。締めきっているにもかかわらず、情報ページを更新せずに募集をし続けていた当方の責任です。あらためて、勘違いさせてしまいましたこと深くお詫び申し上げます。

でもお陰様で、重い腰をあげてwebページの更新作業をすることができました。

10月生は締めきりました。来期は2011年4月7日スタート
スクール1110-01

授業風景の写真を入れ替え
スクール1110-03

10月からの日程&カリキュラム
スクール1110-02

新学期は10月01日(土)から第一回目の授業ですが、今度の生徒さんのお一人はなんと、なんと広島から通って来られます。これまでにも日立市からとか名古屋市からとか大阪市からはありましたが、さすがに広島から通学するという意欲には驚きました。もう一名の生徒さんも「仕事の関係で後期の半年間は大阪から通う」予定なのだとか。う〜ん、これらの情熱にはスクールとしてもより一層の充実した講義内容で応えていきたいと思います。

2011.09.29 UT

“フードスタイリスト・フードコーディネーター派遣”
<Food Styling Team-F1>
URL:http://www.fst-f1.jp/
問合せ:info@fst-f1.jp
posted by F1 at 09:00| フードスタイリスト

2011年09月28日

スクール修了撮影…[Team-F1]493

F1フードスタイリングスクールも先々週の土曜日に2011年度前期を修了し、レッスン2の生徒は目出度く巣立っていきました。1年間学んだことを社会でも活かして大いに活躍して欲しいものです。

カリキュラムは36講座ありますが、1年間学んだ生徒が卒業していきますので、区切りとして半年毎に修了式を行っています。その修了式では卒業記念も兼ねての撮影をしています。大抵は近辺の実飲食店のメニュー写真。店のオーナーか店長に主旨を説明して撮影にご協力いただくわけですが、普通に業務として[デザイン・カメラ・スタイリング・制作]などを見積もると数十万円もの予算に。それが「無料で」という申し出ですので、お店にとっても悪い話しではありません。これまでの協力店さんから「あれ以来、来店客も売上も伸びてるんです」との嬉しい反応を聞いています。

その終了記念の撮影風景を掲載しましたのでご参照ください。
ウラニワ修了撮影01

卒業する先輩のスタイリングを後輩の生徒がアシストし、それをプロのフードカメラマンが撮影。
ウラニワ修了撮影02

作成したのはテーブル数分の24面型メニューPOPとA1ポスター。もちろん店長は大喜びしてくれました。最後はお店のスタッフさん達も交え店頭で記念の集合写真を撮りました。
ウラニワ修了撮影集合

2011.09.28 UT

“フードスタイリスト・フードコーディネーター派遣”
<Food Styling Team-F1>
URL:http://www.fst-f1.jp/
問合せ:info@fst-f1.jp
posted by F1 at 09:00| フードスタイリスト

2011年09月27日

背後からも好き…[Team-F1]492

私自身はフードスタイリストでもなくカメラマンでもデザイナーでもありません。基本はフードスタイリストチームの責任者とかマネージャーという立場。ご依頼によっては時にディレクターとして現場を統括したり、企画そのものからプロデュースすることもありますが、大抵は状況を見守ることが多いでしょうか。そういう日は撮影風景を撮っています。現場作業を記録することでF1の広報活動に役立ちますし、個々のスタッフにとっても将来、独立した際の営業ツールになるからです。

カメラマンではないので撮影対象を正式な位置から撮ることはありません。三脚にカメラが据えられ、スタイリストがその前で盛付けているのを背後や横から「風景」として撮ります。だから撮影対象に正しい照明は当たっていませんし、料理の後ろには「かませ」が見えていたりします(笑)。写ってはいけないものも多々、フレーム内に入ってきます。

最近ふと、この「裏方の写真が好きな自分」を発見しました(苦笑)。なんて言えばよいのでしょうか。スポットライトを浴びる舞台と役者、明るい照明のTVスタジオと着飾ったタレント…などを幕の外からそっと写したような画像。華やかな世界とは裏腹の人間くさい生身の世界を見るような。「表」が悪いとか嘘ということではなく、その華やかさやメッセージを支えている「裏」みたいな。うん、そんな感じなんですがうまく表現できません。

背後から01

背後から02

背後から03

背後から04

背後から05

背後から06

2011.09.27 UT

“フードスタイリスト・フードコーディネーター派遣”
<Food Styling Team-F1>
URL:http://www.fst-f1.jp/
問合せ:info@fst-f1.jp
posted by F1 at 09:00| 日記

2011年09月26日

探偵の妻…[Team-F1]491

お世話になっているカメラマン矢野雅也さんから個展の案内が届きました。

[探偵の妻]※R15指定

くっくっくっ、なんとも面白い題名をつけたものですね(笑)。しかもR15ってどういうことでしょう。「15歳以下には見せられない有名人の人妻…って、もしかしてちょっと危なげな写真集?」。若い男性ならこのタイトルだけで足を運びそうです。フライヤーに書かれている説明を読むと探偵というのは小説に出てくる[名探偵・明智小五郎]のことのよう。その彼の妻を題材にしたようですが、なんとも視点が面白いですね。[山内一豊の内儀]とか[人形の家の妻]とか[昼顔の主人公]なら普通ですけど。

個人的に推理小説や探偵ものに興味がないので、この明智小五郎シリーズを読んだことはありませんが、「自分の命を狙う悪人の娘を娶る明智小五郎。その妻が犯人に囚われながらも犯人に恋をし・・・好きで結婚した女性が、他の男性を好きになり自分から去って他人に戻る瞬間」だなんて、矢野さんはカメラマンというより心理学者?恋に恋し恋に苦しむロマンチスト?なんとも興味そそられる個展です。

□[探偵の妻]矢野雅也個展 ※R15
□09/22〜10/04 ※水曜休廊
□ArchitectS Office gallery 中央区日本橋小網町16-16
探偵の妻(矢野雅也個展)

2011.09.26 UT

“フードスタイリスト・フードコーディネーター派遣”
<Food Styling Team-F1>
URL:http://www.fst-f1.jp/
問合せ:info@fst-f1.jp
posted by F1 at 10:41| 日記

2011年09月08日

ネットのお買い物…[Team-F1]490

ケース買いしたジャスミンティ・2Lペットボトル。空の500ミリリットルボトルに移し替えていたら最後の1本も遂に終了。
ジャスミンティ2l

「またネット注文しなきゃ」とショップURLを注文記録から探していたら、年間でネットショップを利用していることがかなり多いことに驚きます。もちろん自分で検索して注文クリックしているのですから、アバウトではわかっています。しかしあらためてチェックすると、かなりの範囲に亘るジャンルであり相当な金額なのです。

一番多い利用サイトはアマゾン。ここでは書籍やCD、カメラにレンズにそのグッズ関係、PC関係、衣装ケース他、調理器具、エトセトラエトセトラ。次がアスクルでプリンタ用紙や包装紙に梱包材に文房具にコーヒー&茶関係にミネラル飲料にエトセトラ。そして楽天、ヤフーストアであれやこれやで、単独ネットショップでもetcetc…。

実店舗でも生鮮食料品や板材や消耗品他を買いますし、レンタルショップへの年間で支払うのも相当な額ですが、それにしてもネットショップ利用率が高いんです。20年前なら「ネットで物を買うのは詐欺に遭うから危ない」とか「決して安くない」とか「送料がかかるのは損」とか「手元に届くまで相当な日数が」などと躊躇する事由がいろいろあったのですが、もうそんなことを気にする人は少ないでしょうね。ちゃんと探せば「確実に安く入手」できるし、「安全なショップと支払方法」も確認出来るし、「実店舗の取り扱わない品や廃盤品、ローカル品」も見つかりますから利便性は大です。到着までもクリック注文してから数時間後なんてこともあります。

個人的にペットボトルのジャスミンティは[伊○園のナチュラル]に決めています。雑味がなくすっきりした口当たりで、濃くはないけど水っぽい薄さでもないので、いつもこれを愛用しています。ところが「どんな季節でも」、「どの店にも」置いてあるわけではないので、もう各スーバーやホームセンターを巡って探すことを諦めました。今はネットでケース購入をしています。送料も無料でしかも実店舗で購入するよりずっと安いのですから。
ジャスミン茶=アスクル

スタッフY
「伊○園なんて一字だけ隠したって写真も掲載されているんだから、メーカーわかってマズイんじゃないですか?競合のクライアントから仕事が来なくなっちゃいますよ」


「あれ、わかっちゃう?じゃあ、○藤園にすればどうだろう」

スタッフY
「余計バレバレになっちゃったじゃないですか。得意のモザイク処理とかすれば良いのに」


「でもねえ、これくらい露出させないと伊藤○の社員、気が付かないんじゃないの?全メーカーの数あるペットボトル飲料の中では珍しく良質な商品。だから全国津々浦々の店舗や自販機に置かれるべく営業活動に励むように猛省を促さないと、私が出先でこのジャスミン茶が飲めないんだもん」

2011.09.08 UT

“フードスタイリスト・フードコーディネーター派遣”
<Food Styling Team-F1>
URL:http://www.fst-f1.jp/
問合せ:info@fst-f1.jp
posted by F1 at 15:48| 日記

2011年09月06日

実績画像紹介の限界…[Team-F1]489

なんか理屈っぽそうなタイトルになってしまいました(笑)。

質問01.「webページで実績画像の掲載数が少ない気がするが」
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答え01.「ご依頼企業にとってはまだ未公表の商品撮影だったりプロモーションだったりするので企業秘密。だから撮影した画像を公開することが許されないことが多いのです。また公表後でもF1でカメラマンやデザインを担当しなかった場合、撮影データを所有していないことが殆どです。こちらが請求することを忘れたりもしますが、一枚の写真には出版社・クライアント・タレント事務所・デザイナー・カメラマン・フードスタイリストなど多くの関係者の版権が絡んでいるので露出自体が難しいのです。担当するスタイリングカットは年間で万を超えますから累積年数を掛けると膨大な数になりますので、掲載しているのは1パーセントにも満たないでしょう」


質問02.「それにしても数年前から大きく変わってないような…」
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答え02.「その原因は単純にマネージャーの私の怠慢です。あっ予想通りでしたか」


質問03.「掲載画像以外の…弊社が望むジャンルの料理写真を見たいのだが」
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答え03.「一般公開はNGだけど『直接に見せるのはOK』という条件で了解をもらっている画像がありますので、お会いした時にご覧いただくことは可能です。ただコピーをとられたり、預けることはできません」


質問04.「ブログではお仕事の現場のことよりスクールについての記述が多いのは何故?」
-----
答え04.「上記01の理由でお仕事には守秘義務が発生します。だから撮影内容を話したり、クライアント名を出すことが許されないことが多いのです。それでも我々の活動にご理解をいただけるよう、許されると思う範囲で紹介していきたいと思っています。逆にスクールの場合、食の道を目指す生徒さんの活躍をご家族はじめ多くの方に知ってもらうことで、当人達にとってもより励みになるだろうと思うので積極的に紹介しています」


質問05.「スクールの授業見学ではなくF1の撮影現場を見学できないのかな」
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答え05.「申し訳ありませんが、上記01の理由で多くの現場が不可です。当校スクール生の場合、身元が明確ですのでクライアントの了解をもらえた時には見学の機会を与えています」

2011.09.06 UT

“フードスタイリスト・フードコーディネーター派遣”
<Food Styling Team-F1>
URL:http://www.fst-f1.jp/
問合せ:info@fst-f1.jp
近内貴宏+田島富佐江=チョコ
posted by F1 at 11:31| フードスタイリスト

2011年09月05日

スクール生徒作品(110827)…[Team-F1]488

「修了式も近いのでこれまでにやったことのないシーンを」
「媒体は女性誌、都内の人気店特集ページの中の1店とか」
「自分の好みですけど韓国料理店とかどうでしょう」
「そうそう、客が店内で楽しく食べている感じで」

上記のコンセプトを基にまずシーンを想定してセット組み。中央手前にチゲ、奥に小皿や酒器とかカトラリーを配置。
韓国料理屋設定(School.110827)01

フレーム内には4色の韓国カラーを忘れずに入れます。助講師KKが[客]という設定ですが、一人では賑やかさ楽しさが足りないので、見学に来ていたIMさんに急遽手タレを務めていただきました。背後にも韓国らしさを演出するための御簾を配置し、フロアには畳代わりの敷き物を。
韓国料理屋設定(School.110827)02

出来上がり写真が以下になります。
韓国料理屋画像(School.110827)

会社帰りのOLが都内の韓国料理屋で同僚と飲食を楽しんでいるということで、全体の色合いに赤味を出して撮ってもらいました。手前の箸の角度、鍋のグツグツ感などに若干不満はあるものの、「なかなか良く出来た」と私は合格点を上げたいですね。あと3回で半期が終了する彼等「こんな料理写真が撮れるまでに成長したんだな」と、ちょっと感慨深いものがあります。

2011.09.05 UT

“フードスタイリスト・フードコーディネーター派遣”
<Food Styling Team-F1>
URL:http://www.fst-f1.jp/
問合せ:info@fst-f1.jp
posted by F1 at 10:14| フードスタイリスト

2011年09月04日

入校を思い留まる…[Team-F1]487

前々週、F1フードスタイリングスクールの見学に来られたIMさん。有名大学の在学中からパンの魅力にとりつかれ現在、師と仰ぐ先生が経営するショップに勤務。そこで「数年間は修行する」決意をしたものの、将来を見据えてフードスタイリングも学ぼうかと、入校を検討しているのだそう。

「問題は現勤務先が土曜日を休めないのです。だから入校となると一旦、退社しないといけないので悩んでいます」

スクールの授業を見つめるIMさん。撮影シーンでは手タレのモデル役もやってくれました。明るくて頑張りやで素直なお嬢さんという感じです。授業が終わるとともに見学も終了。IMさんから「皆さんのご意見を聞かせてください。私はスクールに通うべきか、それとも現在の勤めを続けるべきなのか。どうにも迷ってしまって…」の質問が。
入校希望者(110827)

私も含め全員の意見が「社会人になってまだ4ヶ月。師と仰ぐ方の元での修行が始まったばかり。20代前半なのだから他の知識や技術を学ぶチャンスは今後、何度でもある。出来れば3年は今の職場で一人前になるための技術を獲得すべき」でした。つまり「入校は思い留まったほうが良い」ということです(笑)。

「ありがとうございます。とても意義深い1日でした」とお帰りになったIMさんからメールが届き「皆さんのアドバイスを参考に考えた結果、今回は入学を見送りたいと思います」との内容でした。うん、その決断は正しいと思います。都内の同様な各スクールを検討したのに自宅から2時間もかかる当校を「学ぶならココ!」と決めたのもきっと正しい判断だったと思いますよ。

しかし入学者を募集しておいて、見学に来たら「あなたはまだ早い。数年先でも遅くない」と諭すスクールって少し変かも(苦笑)。

2011.09.04 UT

“フードスタイリスト・フードコーディネーター派遣”
<Food Styling Team-F1>
URL:http://www.fst-f1.jp/
問合せ:info@fst-f1.jp
posted by F1 at 11:59| 日記

2011年09月03日

新米とどく…[Team-F1]486

ネットで知り合った種子島で農業を営むEさんから「今年の新米です。7月末に刈り入れ乾燥させました。味わってみてください」と送られてきました。
種子島の新米(110902)

「事前になんの連絡もなく」と訝しんでいたら、4月のメールのやりとりに「今年は米もつくりました。真夏の新米送ります、あ、少しです。これくらいだったらもらってもいいかな?というくらい(笑)」というのがありました。数ヶ月も前の約束を覚えていてくれて、文面にも「もらう人の負担にならないように」との優しい気遣いが感じられます。ありがとうございます、遠慮無く頂戴いたします。

さっそく自宅に持ち帰り義母に話しをしたら「あらあら、そんな有り難いお米なら水道の水でというわけにはいかないわね。今度、良い水を買ってきて炊きましょう」と。だからEさん、新米の感想は少し時間をくださいな。

ところで今年の安納芋の出来はどうですか。一昨年、昨年と送っていただきましたがEさんの畑の安納芋は格別ですね。お裾分けした方々からも「今年もよろしく」と春先から所望されているんです(笑)。多くの人々から望まれ喜ばれる食料をつくるお仕事ってなんと羨ましいことでしょう。

2011.09.03 UT

“フードスタイリスト・フードコーディネーター派遣”
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問合せ:info@fst-f1.jp
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2011年09月02日

ゴトクがゴトク…[Team-F1]485

昨日「セットを組んで、らしく見せることがある」と書いたので、続きとして「ガスコンロの上で煮炊きしているシーン」の場合を紹介しましょう。

ガスコンロの上で調理しているのを撮りたいのですが、実際の調理場にカメラを持ち込んで綺麗な照明をしたり、長玉のレンズを使うのが難しい場合が多い…というよりほとんど不可能。広いキッチンスタジオなら問題はありませんが、料理研究家のご自宅とか単なる箱形のスタジオに狭い調理場がある程度だと無理なケースがほとんどです。そういう時、ガスコンロの上の五徳を取り外して撮影台に置き、その上に鍋やフライパンを乗せて撮影することがあります。
五徳の如く02

画像例では「白ホーローのガスコンロ」と設定しているので、五徳の下を白板にしていますが想定によっては黒ホーロー風にすることもあります。「周囲も写ったらばれちゃうじゃん」と思われるでしょうが、五徳は一部のみしか写らないので問題ないのです。
五徳の如く

「もっと周辺も写り込ませたい。本当の火も使いたいのだが」という場合、実はもっと凝った仕掛けを使用します。ただ、この方法を最初に考案したのはあるクライアントなので当ブログで公表するのは差し控えさせていただきます。

「五徳が如く」というダジャレを言いたいためだけのお話しでした(笑)。

2011.09.02 UT

“フードスタイリスト・フードコーディネーター派遣”
<Food Styling Team-F1>
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問合せ:info@fst-f1.jp
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2011年09月01日

カメラは見ていた…[Team-F1]484

予算や時間の関係でスタジオ内に「らしいセットを組む」ことがよくあります。
カメラは見ていた02
家のキッチン風景ならステキな個人宅をお借りして、バーの雰囲気なら銀座のお店と交渉して、自然の中のシチュエーションなら野外ロケで…と我々も出来れば実在の場所で撮りたいもの。しかし一冊のカタログの中に様々なシーン設定があり、それらを1日とか2日で撮らねばならないとなると「不可」。
カメラは見ていた03
そこで「らしいセットを組み立てる」ことになります。レースのカーテンを後ろに配するとかタイル敷きの小振りキッチン程度なら苦労はしませんが、大型ソファや襖と畳をフレーム内に入れたいとか、BBQ広場の雰囲気でとなると大がかりになります。そんな場合でもレンタルショップやホームセンター、セットショップで必要資材を調達したり購入すればなんとかなるものです。
カメラは見ていた01

そんな状況の最初からシャッターが切られるまでを、いつもカメラは見ているわけですが、どんな思いで見ているんでしょうね。

「へん、そんな嘘っぽい工作なんか全部見破って撮れるんだぞ」なのか「見えない、見えない。セットの外の無関係な箇所なんか見ないぞ、写さないぞ」なのか。

2011.09.01 UT

“フードスタイリスト・フードコーディネーター派遣”
<Food Styling Team-F1>
URL:http://www.fst-f1.jp/
問合せ:info@fst-f1.jp
posted by F1 at 11:10| フードスタイリスト